京都外国語大学・京都外国語短期大学

人生観を変えた
絵本を届ける海外ボランティア

  • イタリア語学科2年次生
  • 岩田 百音(もね) さん
  • 東京都出身
  • 2015.09.12

絵本を持って、カンボジアへ

Q.今年の夏休みの過ごし方を教えてください。

私はいま「Picture books for Cambodian Children(P.C.C.)」という団体で、書物に触れることの少ないカンボジアの子どもたちのために、日本語・英語・クメール語の3言語で書かれた絵本を作成し、現地の学校を訪れて絵本を届ける活動を行っているので、その絵本を作ります!

Q.P.C.C.の活動について教えてください。

カンボジアでは1970年代のポル・ポト政権時に知識人を弾圧した際、あらゆる本が燃やされたんですね。そのため子どもたちが文字を勉強するための本も不足していました。そこで国際教養学科のクレイグ・スミス学科長を中心に教育支援を目的とした学生国際ボランティア団体として立ち上げられたのが「P.C.C.」です。この活動は今年度で13年目を迎えました。現在カンボジアへの国際支援を行っている日本のNGO団体と連携し、クメール語への絵本翻訳や、現地での通訳・サポートを受けながら絵本を届ける活動を行っています。絵本の制作過程ですが、メンバーにテーマや今自分が考えていることなどを持ち寄り、そこから内容を考え、文章・絵にしていきます。その後印刷所へ絵本の印刷や製本を依頼して、2月に完成した絵本をメンバーたちと一緒に現地へ届けてます。幼児から高校生まで、幅広い年齢の子どもたちが読んでくれるので、とてもやりがいがありますね。特に英語訳もあるので、高校生の英語教育に役立っています。そして日本語訳は、今後カンボジアへの日系企業の進出が増加することを見据え、通訳や日系企業への就職ができるよう、子どもの頃から日本語に親しんでもらうためです。

Q.カンボジアでの活動はどうでしたか?

今年2月に訪れましたが、人生観が変わりましたね(笑)。生活が日本と全く違っていました。現地の人たちはとてもあたたかく気さくで優しい方ばかりでした。アンコールワット遺跡で有名な都市・シェムリアップから首都プノンペンまでバス移動したのですが、郊外部の道は舗装されておらず、でこぼこ道だったので本当に揺れが多くてお尻が30cmくらい弾みながら移動しました(笑)。カンボジアへ行くまでは自分に限界を感じ、自信を失う事もありましたが、行ってみて「生きていれば、何でもできる!」と自信がつきましたね。カンボジアは「何でもあり」な状態でした。車に乗りきれない人が車の屋根に乗っていたり(笑)。反対に日本の良さも実感しましたよ、お手洗いの清潔さとか(笑)。

イタリア語で交流したい

Q.イタリア語学科に入学したきっかけを教えてください。

中学の頃からテレビで観たイタリアの風景が強く印象に残っていて「いつか行きたいなあ」と思っていたんです。それがイタリアに興味を持ったきっかけでした。カプリ島の「青の洞窟」とか素敵ですよね?(笑)。そしてついに高校3年の時、イタリアのツアーにひとりで参加し、ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマなど主要都市を観光したんです。そのイタリア体験から就職とか進路とかそういう目的ではなく、「イタリア語を学び、実際にイタリアへ行って現地の人たちと交流を持ちたいな」と思ったので、京都外国語大学イタリア語学科へ進学を決めました。

月に向かって…

Q.今年の夏の必須アイテムを教えてください。

絵本を制作する時に使う絵具や練習用のスケッチブックなどです。今日は忘れたんですけど、絵筆ももちろん使います。昔から絵をかくのが好きで、小さいころにもらったらくがき帳などは絵や漫画を描いたりしてすぐに使い切りましたね。あとは、セーラームーンの文房具(笑)。セーラームーンは小さい頃によく見ていたのですが、最近リメイクされたものを久しぶりに観てハマってしまって(笑)。その影響でつい買ってしまいました。

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