京都外国語大学・京都外国語短期大学

好奇心と柔軟性が、
チャンスを引き寄せる

  • 「Be Global IIDA」2017年度総長表彰
  • 国際教養学科 4年次生
  • 掛川 大樹 さん
  • 大阪府 狭山高校
  • 2018.08.06

とりあえずやってみる、行動力

「枠にとらわれず、来たものを受け入れ、興味があることを広げる。モットーを持たないことがモットー」。私はそんな性格なんです。

ピカ☆イチプロジェクト(以下ピカ☆イチ)に採択された学生団体「Be Global IIDA」を結成した経緯は、堀口朋亨先生が参加されていた長野県・飯田市の地域振興を目指す大学連携会議「学輪IIDA」(*1)の取り組みがきっかけでした。飯田市に学習旅行で訪れる、ロンドンのビジネススクール・LBS「ジャパン・トレック」の通訳を京都外大生がアテンドすることになり、先生から誘っていただききました。

この活動から、飯田市の行政が取り組んでいる「IIDAブランドの国際化」に引き続き関わっていきたいと考え、「Be Global IIDA」を結成。2017年、2018年とピカ☆イチに採択され、さらに飯田市長から感謝状を授与されたことで、総長表彰に選ばれました。

英ロンドンビジネススクールLBSの学生たちと

フランスのビジネススクールINSEADの学生たちと

そのほか学内活動は、第59代語劇祭実行委員長を務め、UCEC2017(University Community Engagement Conference)ではプレゼンターとして参加しました。

UCEC2017は主に先生方が発表される学会でしたが、僕は「Sustainable Education through Experiential Learning」と題して、飯田市との取り組みについて英語で30分ほどプレゼンテーションをしました。苦労した点は研究結果を伝えること。

UCEC2017で自身の活動を発表

調べること(授業)と研究は、ほとんど同じ意味ですが、後者の方がより学問性が高くなるので、ゼミの中川亮平先生に何度もアドバイスを受けました。この発表を通して、研究のためにさまざまなことを追い求めることの楽しさを知りました。

学内外のたくさんの取り組みで中心的立場を担ってきましたが、私はいつも気を張らず、サラッと「楽しいが勝ち」を一番に、何事もリラックスした気持ちで取り組んでいます。「チャンスがあれば掴む」。前にあるチャンスを意識して、楽しいことを引き受けているうちに実績を積んだ、そんな感じです。

学問からヒントを得て、経験から学問へ結びつく

「英語・お金・世界」この3つが学べる大学を探して、京都外大に入学しました。授業以外で学ぶことも多く、コミニュティエンゲージメントが実践できるフィールドワークは面白いです。

飯田市はリニア駅の設置が予定され、今後の発展が期待されている場所です。市はコミニュティエンゲージメントにいち早く取り組んでいて、新しいことに挑戦する柔軟な姿勢で大学生のアイデアや意見を受け入れ、とても良い関係が築けています。

近年の観光は、“体験型”へ変わってきています。農家民泊だったり、飯田市で言えば伝統的な人形劇の人形に触れて、下駄を履いて舞台に上がって劇を体験したり。観光は、それぞれの色を見てもらい、コミュニティの深さを知ってもらう時代へ進化しています。

伝統的な人形浄瑠璃の人形を動かしてみるフランスのビジネススクールINSEADの学生たち

2018年にフランスのビジネススクールINSEADの学生を飯田市や京都にアテンドした時、学生たちは「日本の企業はどうして栄えているのか? 漫画や街など、日本のカルチャーは、なんでごちゃごちゃしているの?! 日本人ってどういう人なの?」と、“日本を成している文化そのもの”に興味を持ちました。そして彼らは、日本のパチンコカルチャーにも興味を持っていました。私たちが思ってもいない“日常”に外国人は非常に興味を持ったりするのです。

洗練された尺をつくる

飯田市の取り組みに参加し、インバウンドと地域の交流について貴重な体験をしました。2018年1月、学輪IIDAで「飯田市を基盤とした地域社会と教育の結びつき」と題して約150人の行政関係者や、全国の学輪IIDAに所属している先生方、市民の皆さんを前に活動成果を発表しました(*2)。発表の主な内容は、“学生主体で行政と取り組んだ点に独自性があること”、“このような取り組みも教育の形だと思ったこと”、などを提案。素晴らしい経験となりました。

左から中川亮平先生、僕、李奈里さん(英米語学科4年次生)、堀口朋亨先生、竹内宏彰さん(IIDAブランディングを務めているアニメプロデューサー)と記念撮影

卒業したら大学院に進み、経営学、マーケティング、組織力や戦略論について学びを深めたいと思っています。地方創生や都市開発など“街づくりのコンサルタント”に興味があるので、いろいろな企業で経験を積んで、視野を広げていきたいですね。

(*1)長野県・飯田市の地域振興を目指す大学連携会議「学輪IIDA」。本学は、本学公認団体「Be Global IIDA」(ピカ☆イチプロジェクト採択)が、飯田市の要請で2017年3月、英ロンドンビジネススクールLBSの学習旅行「ジャパン・トレック」と2018年3月、フランスビジネススクールINSEAD(インシアード)の学習旅行に通訳ボランティアとして参加。INSEADは、欧州ビジネススクール第1位にランキング。MBAランキングでは、ハーバード・ビジネス・スクールに次いで世界第2位。80か国以上から学生が集まる経営大学院。

(*2)この取組みは機関誌「学輪」(第4号 2017)に論文として掲載されました。「市民と学生が共創するインバウンド観光~LBSジャパントレック飯田訪問を例に~」(京都外国語大学 外国語学部 国際教養学科・掛川大樹/山口舞華 他)

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