京都外国語大学・京都外国語短期大学

気持ちがひとつになった
役者たちを観てほしい

  • ブラジルポルトガル語研究会 所属
  • ブラジルポルトガル語学科2年次生
  • ギマラエス サユリ さん
  • 滋賀県出身
  • 2015.10.27

Q1.ブラジルポルトガル語研究会に入ったきっかけは?

ブラジルで生まれ、5歳で来日しました。中学時代の同級生に外国人の友人ができたことで、ポルトガル語を使う機会が増えました。ポルトガル語の日常会話は問題ありませんが、文法など基礎教育を受けてこなかったので、大学でしっかり学びたいと思い、ブラジルポルトガル語学科へ進学しました。

ブラジルポルトガル語研究会に入ったのは、入学式でもらった部員募集のチラシです。せっかく大学で勉強するのなら、これまで話してきたポルトガル語が活かせるんじゃないかと思い、ミーティングに参加。日系ブラジル人の学生が多く所属しており、「学んだポルトガル語の実践や、授業では取り上げられない現地のカルチャーについて話せる!」と思い入部しました。六月祭や語劇祭の時期は忙しいけど、普段は週一回の活動だけなので、勉強との両立がしやすいところも入部のポイントでした。

Q2.入部してみてどうでしたか?

日系ブラジル人の多い研究会なので、ポルトガル語を使う機会が増えましたね。部員のリスニング力アップのため、ポルトガル語で話しかけるといった部員へのサポートにやりがいを感じています。ブラジルのお菓子をみんなで食べたり、ブラジル式のクリスマスパーティーをしたりなど、リオのカーニバルだけじゃない、現地の日常も紹介。もしブラジルポルトガル語研究会に入部していなかったら、家と学校の往復のみで、人と関わる機会が少ない退屈な学生生活だったかもしれません…(笑)。今は会長を務めているので、人脈もかなり広がりましたね。

Q3.上演する作品名と、ギマラエスさんの役職を教えてください。

「Os 3 sonhos 〜3つの夢〜」です。このお話は、有名な3本の物語を組み合わせた作品で、「不思議の国のアリス」のアリスが主人公として登場します。

当初はナレーターと、セリフの発音や演技のサポート担当だったのですが、急に小道具・衣装も担当することになったのでとても忙しいです(笑)。語劇の練習は8月初旬からスタートしました。約3ヵ月かけて練習をしたり、小・大道具など制作しますが、劇の完成はいつもギリギリになりますね(笑)。私たちの研究会では、毎年1年次生が役者として出演し、2・3年次生はスタッフとして参加します。私は昨年の作品で主演を務めたんですが「自分のセリフだけを覚えればいい」という感覚で、その裏で先輩方が役に対する私たちの悩みをサポートをしてくれていることを知りませんでした。今は昨年経験した同じ悩みを感じている1年次生たちをどうサポートしていったらよいかで2年次生たちは考え込んでいますね(笑)。

Q4.外国語劇の魅力ってなんですか?

外国語で舞台を行うこと自体難しいのに、役者・スタッフなど部員全員がひとつにまとまらなければ成功しません。練習中、意見やイメージの食い違いなどから練習の雰囲気がネガティブなものになるんです。「もうやりたくない」みたいな声もあがります。そんな状態でも最終的に「やるぞー!」という気持ちがみんなから出てくるんですね。そういう状況を数多く経験して、部員一人ひとりの気持ちが1つになれることが魅力だと思います。お客さまにとって外国語劇は難しいかもしれませんが、字幕を観ながら、気持ちが1つになった役者たちを観ていただきたいですね。

Q5.公演に向けての意気込みをどうぞ。

現在本番に向けて舞台のクオリティーをより高いものしようと奮闘中です。誰でも知っている物語を基にした、笑いあり・胸キュンありの作品になっていますので、ぜひ私たちが作る“夢の世界”に来てください!

Q6.これからのギマラエスさんの目標を教えてください。

将来は、人と関わることが多く、ポルトガル語が活かせる職業に就きたいですね。現在、ブラジルポルトガル語研究会の会長としてさまざまな人たちと関わっています。他にも「ヴィンクロ・ジ・ラチーノ」という団体で、在日・日系ブラジル人の子どもたちに日本語の習得や進学のサポートする活動も行っています。この経験をぜひ活かしたいです!

Q7.語劇の練習に欠かせないアイテムを教えてください。

ポータブルスピーカーとスタンドです。今回の舞台でダンスのシーンがあるので、その練習で使っています。練習前にも、デヴィッド・ゲッタ、ジャスティン・ビーバー、ブルーノ・マーズといったアーティストの音楽を流して雰囲気を盛り上げています。

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