京都外国語大学・京都外国語短期大学

家族で祝う、大切な一日

  • 留学生別科
  • アナスタシア ゴンチャルク さん
  • カザフスタン出身
  • 2015.12.23

外国人留学生の「クリスマス」

私はカザフスタンにある「Kazakh Ablai Khan University of International Relations and World Languages(アブライハン名称カザフ国立国際関係外国語大学)」から、国費留学生として留学中です。

今、住んでいる京都のアパートは寒いです。カザフスタンも寒いですが、配管にお湯を通す暖房機器がとても温かく、快適です。日本はリビングルームが暖かくても、トイレなど違う部屋は寒いので辛いですね。

私はお寿司が大好きです。今住んでいる家の近くに回転寿司のお店があるので、よく食べに行きます。カザフスタンでも生魚を食べますが、値段が少し高いんですよ。

あとはカレーです。カザフスタンのカレーはインド風でおいしいのですが、日本のカレーはとろみがあって、とてもおいしいです。これもよく食べています。

Q1.カザフスタンではクリスマスをどのように過ごしますか?

イスラム教徒が多く、キリスト教徒は少ないですが、クリスマスはとても大きいイベントです。

カザフスタンのクリスマスは、ロシアのものと少し似ています。クリスマスは毎年12月25日に行われ、準備は約2週間前から始まります。特に大変なのは、クリスマス・ショッピングですね。プレゼントや料理の材料のほかに、クリスマス・ツリーを買います。クリスマスのシンボルなので、バザール(市場)へ行き、一番美しい形をしたツリーを探します。本物の木もありますが、環境保護のためにイミテーションのツリーを買う人たちもいます。飾り付けも、家族みんなでやります。子どもたちはこれが大好きで、私は一番上の星を飾るのが楽しみでした。

もうひとつ大切なものは、「Venok(ビュノク)」と呼ばれるクリスマス・リース。これは家に幸福が入ってくるよう願いを込めた飾りで、毎年材料を買い、家族と作っていました。ただ今年は京都でクリスマスを過ごすので、100円ショップで材料を買って、ひとりで作ろうと思います(笑)。

そして、必ず家族で祝います。日本のように、友だちや恋人と過ごしません。一緒にクリスマス・ディナーを食べながら、子どもの頃の思い出話をしたり、クリスマス特別番組といったテレビを観るなど、にぎやかに過ごします。

クリスマスの食事と言えば、「Olivie(オリヴィエ)」というサラダ。これはロシアの有名な料理で、ポテトや肉・季節の野菜が入ったものです。それぞれ家庭の味がありまして、私の家ではリンゴを入れます。私の出身地は「Алматы(アルマトイ)」と呼ばれる都市。昔は「Алма-Ата(アルマアタ)」と呼ばれていました。「Алма」は「リンゴ」、「Ата」は「父」の意味があって、日本語で言うと「リンゴのお父さん」となります(笑)。リンゴの名産地なんですよ。

クリスマスは、「sweet home(楽しい家庭)」の雰囲気が感じられるので、私の一番好きなイベントです。

Q2.今年のクリスマスは、どのように過ごしますか?

ヨーロッパ圏では、クリスマスは一番大事なイベントです。今年は家族と一緒に過ごすことができず寂しいので、ヨーロッパの外国人留学生たちで集まる予定です。皆さん違う国から京都に来ているので、クリスマスディナーは楽しく、面白いものになるでしょう。外国のいろいろなクリスマス料理を食べてみたいです。

Q3.カザフスタンで使われる「クリスマスの言葉」を教えてください。

カザフスタンではロシア語を使います。ロシア語の言葉を紹介します。

★Merry Christmas  → Счастливого Рождества

(ローマ字発音はSchastlivogo Rozholestva、シャスリーワヴァ ラァジェストォワ)

意味は、「イエスが生まれた日」です。

★Santa Claus  → Дед Мороз

(ローマ字発音はDed Moroz、ディエート マロース)

「Дед」は「おじさん」、「Мороз」は「寒い、冷たい」みたいな意味があります。

 

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