京都外国語大学・京都外国語短期大学

未来の地球環境を
守る活動を広げたい

  • 外国語学部英米語学科4年次生
  • 佐々木 光 さん
  • 京都府 西乙訓高校出身
  • 2021.12.15

弁論大会でエコ活動を紹介

ホノルル市長杯第50回全日本青少年英語弁論大会の予選を通過し、2021年12月の全国大会に出場しました。大会に出場しようと思ったきっかけは、4年次生になり、これまでの大学生活を振り返った時に「まだこれといって成果を残せていない」と気付いたことでした。何ができるだろうかと考えていた時に、ホノルル市長杯の告知を見て「これだ!」と思って応募しました。スピーチのテーマは「輝ける未来のために私にできること」です。

すぐにできる取り組みを提案

予選審査に際して、英米語学科の先生からアドバイスを受けました。初めは漠然とした内容だったものが、自分にしか書けないスピーチに仕上がってきたのを実感しています。ネイティブの先生にはきめ細かい抑揚の付け方や発音など、ネイティブならではのポイントを聞きながら工夫しました。細やかなサポートのもと、充実したスピーチが完成しました。
気候変動は、地球上のあらゆる生命に関係のある問題です。政治面や経済面から取り組めることはたくさんありますが、多くの人々がこの問題から目を背けているのも事実。一人ひとりがこの問題に向き合い、取り組むことが重要です。スピーチを通して、そんな思いを伝えました。気候変動の危機感をより多くの人に持ってもらうことも重要なので、SNSでの発信や、家族や友人など周りの人と話し合うことなども提案しました。残念ながら入賞にはなりませんでしたが、あの大きな舞台で気候変動を止めるための行動をたくさんの人の前で呼び掛けられたことは、私にとって大きな意味がありました。先生方にもサポートしていただき、応援していただいたおかげで自分の話す内容に自信を持ってスピーチをすることが出来ました。挑戦して本当に良かったと思います。

企業の環境対策の専門家をめざす

私の環境に対する意識が大きく変わったのは、大学に入学してから。先生方や周りの環境が、問題に気付かせてくれました。だから今後は、このスピーチが誰かの意識を変えるきっかけになると信じています。卒業後は、イギリスの大学院でCorporate Sustainability(企業の持続可能性)を専攻する予定です。環境問題の解決に影響力を持つのは、企業だと考えています。いかに利益を出しつつ、未来の地球のために投資ができるかということは企業の重要な課題。どうすれば達成できるのかを研究し、学んだ知識を日本に持ち帰って日本企業の問題解決に貢献したいです。

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