京都外国語大学・京都外国語短期大学

家庭と短大生の両立
そして大学へ

  • 短期大学 キャリア英語科2年次生
  • 久保 真弓 さん
  • 京都府 朱雀高等学校出身
  • 2018.02.27

「英語」は、いつも私の日常に

カナダが舞台の「赤毛のアン」に夢中だった私は、翻訳の仕事をしていた母のサポートもあって、単独16才でカナダの高校へ留学。帰国後19才で結婚し、2児の母となりました。

仕事復帰したのは、長男がまだ幼児のとき。少し早い復帰でしたが、英語をどうしても日常的に使いたくて、子ども英会話の講師や受付などをしていました。子育てに奮闘しながらも充実した日々を過ごしていました。

20代前半、長男を連れ家族と大阪の遊園地で

英会話教室の外国人の同僚から、「海外では様々な年齢の人が大学に行く」と聞き、「大学に行ったら視野が広がるかも?世界をもっと見てみたい」と、心惹かれ、社会人入学を考えるようになりました。

短大の受験をしようと決めたのは、長男が中学3年生のとき。高校受験を控えている長男は、私の短大受験を聞いて、はじめは驚いていましたが「二人で一緒に合格しよう!」と、励まし合い、親子で受験勉強。晴れて息子は、付属の京都外大西高等学校に合格、私は京都外国語短期大学に合格しました。

若い時では気が付かなかった「学び」

短大の2年間でいろいろなことを吸収しました。影響力はとても大きかったです。視野は広がり、教員たちの出会いも、私の人生観を変えました。

社会人入学を考える上で、「若い人と同級生なんて、はずかしい」と、ためらう人もいるもいるかもしれませんが、私は若い人と一緒に勉学に励むことで、刺激を受けました。海外では「社会人入学」という枠はないそうです。いつでもキャリアアップしたいときに、大学で学べるなんて、素晴らしいことですね。

学生生活で自信をつけた私は、しばらく勉強を続けようと、4年生大学の一般入試に挑戦してみました。2018年春から、京都外国語大学英米科3年次生に編入し、今度は大学で学びはじめます。大学生と家庭の両立、さらに忙しい日々がはじまり、どんな日常になるのか不安はありますが、ワクワクした気持ちでいっぱいです!

授業前に外大のカフェで長男と待ち合わせしてお茶が日課

子どもたちに「広い世界」教えたい

大学では、「教員資格」が取得できるので、楽しみにしています。京都外大で学ぶうちに、「教えることの素晴らしさ」を知りました。京都外大の教員のように、素敵な先生になることに憧れています。

教員資格を取ってから何をするか、まだ具体的にはわかりませんが、子どもの「未来の可能性を広げること」について、関心があります。世界にはいろんな視野があることを、子どもたちに伝える活動ができたら良いですね。

高校生の長男も、京都外大をめざしています。私が4年次生の時、長男が1年次で入学?親子で同じキャンパスで学ぶことになるかと、楽しみです。英検にチャレンジしている次男は、お兄ちゃんを負かしてやろうと、良いライバルになっている感じです。息子達には留学を経験してもらいたいです。たくさん友達をつくって、多様な考え方を、身につけてほしいと願っています。

自宅の庭で、中学生の次男と愛犬と

久保さんは、2017年度短大スピーチコンテストで優勝しました。

 

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