フランス語が想像以上の成長をくれた
- フランス語研究会会長
- フランス語学科 4年次生
- 野間 悠希 さん
- 愛媛県 済美高校出身
パリで感じた、あこがれと悔しさ
高校生のころにはじめて行ったパリ旅行では、フランス語はもちろん、勉強してきた英語すらあまり通じず、悔しい思いをしました。現地在住の友人に案内してもらったのですが、彼女がフランス語を流暢に話し、誰とでも堂々とコミュニケーションをとる姿に感激。「私も絶対にこうなりたい!」と強く思い、フランス語学科に進学しました。
暗誦大会は実力を試す絶好のチャンス
「フランス語会話」は、ネイティブ・スピーカーの先生によるオールフランス語の授業です。入学当初は内容が理解できなくてついていけず、先生から質問されても答えられなかったので、授業終わりに泣いてしまうことも。その悔しさをバネに勉強に励むとともに、学科イベントにも積極的に参加しました。1年次に出場したフランス語暗誦大会は、自信がなかったにもかかわらず、入賞まであと1点差というまさかの好成績。そこから来年も必ず出場しようと、モチベーションが上がりました。先生や仲間たちが練習に粘り強く付き合ってくれたおかげで、2年次のフランス語暗誦大会では2位に入賞することができました。私を支えてくれた周りの方々の存在には本当に感謝しています。初めは辛かったオールフランス語の授業も、今では大のお気に入り。日々の学びでインプットしたフランス語をアウトプットし、自分の力を試すことができる機会が豊富なのは、京都外大ならではの魅力ではないでしょうか。
フランス語研究会の会長として
私は1年次の秋からフランス語研究会の会長を務めており、学科イベントの運営サポートにも携わっています。先輩からの指名がきっかけでこの重職に就いたのですが、初めは責任を果たせるのかとても不安でした。しかし、「頼まれたら断らない」「他人のために働く」「一見無謀に思える壁にも挑戦する」という3つの信念を胸に頑張った結果、人間として想像以上に成長することができたと感じます。さらに、会長として恥ずかしくないように、フランス語の勉強にも一層力が入るようになりました。努力を見守ってくれる人が必ずいるありがたさや、人とつながることの素晴らしさを知ったキャンパスライフ。人見知りもしなくなり、何事にも臆せず行動するようになった私を見て、両親や昔からの友人は雰囲気が変わったと言ってくれます。これからも自分に自信を持ち、きらきらと輝く大人の女性になれるように努力し続けたいです。