京都外国語大学・京都外国語短期大学

言葉の力を信じ、前向きに
ミス日本ファイナリスト

  • ミス日本コンテストファイナリスト
  • フランス語学科3年次生
  • 相馬 あすか さん
  • 栃木県 矢板東高校出身
  • 2021.11.08

モンゴルで感じた言葉の大切さ

私は栃木県那須町出身で、小さい頃から家族でよく国内外を旅行していました。中学1年の時、初めて両親と離れモンゴルの遊牧民の家で1週間ホームステイを経験。この経験がそれまで内向的だった性格を大きく変える原点になったと思います。通訳さんが付いてくれていたので生活には困らなかったものの、当時は英語もまだ苦手だったので、自分の口で直接思いを伝えることができないもどかしさと悔しさを実感。そこで、滞在最後の日にホームステイ先の両親に向けて片言のモンゴル語で感謝の気持ちと別れの言葉を伝えてみました。すると両親が涙を流して抱きしめてくれ、言葉の大切さ、外国語を学ぶ価値が分かった気がしました。

京都ならではの外国語学習法

言葉の大切さを実感した経験から、新しい言語を身につけようと外国語大学への進学を決意。「まったく環境が違う関西で勉強した方が成長できるのでは?しかも京都だと社寺や日本の文化のことも学びやすい!」と思い、東京の大学に進む同級生が多い中、京都外国語大学を選びました。入学後は、フリーガイドクラブ(FGC)に所属し、今は部長を務めています。FGCの活動のメインは、週末に外国人観光客を連れて京都の名所を案内すること。しかし、コロナ禍で外国人観光客は京都に来ることができないうえ、課外活動も制限されて思うような活動ができない状況が続きました。「このままではいけない!」と思い、京都駅近くでゲストハウスを経営していた方の協力を得て、かつての外国人宿泊者にオンラインで京都を案内する活動を始めるなど、積極的に行動しています。次の目標は、フランス・パリ近郊の大学に長期留学すること。そのために、頑張って勉強しています。将来は旅行会社に就職してツアーコンダクターになるのが目標です。

ミス日本コンテスト、2年連続ファイナリストに!

2020年2月、アルバイト先であるホテルの喫茶でお客様として来店された京都外大の卒業生の方から「ミス日本コンテスト(一般社団法人ミス日本協会主催)に出てみたら?」と勧められました。ミス日本コンテストとは、現存する日本のミスコンテストで最も古く1950年にスタート。日本らしい美しさが求められ、審査は容姿だけでなく教養や心の持ちよう、人間性にまで及ぶそうです。「チャレンジしてみたい!」という一心で応募したところ、地区大会を通過することができました。8月にファイナリスト13人のうちの一人に選ばれ、その後、ファイナリスト向けの勉強会に参加。日本の歴史と文化についてのレクチャーを受け、華道や能狂言を実体験しました。さらに、話し方や歩き方の練習、ファッションやメイクのポイントなど、さまざまな分野について学びました。約8カ月にもおよぶ勉強会が終わり、2021年3月にはグランプリを決める第53回大会に出場。残念ながら受賞することはできませんでしたが、とても貴重な経験になりました。2回目のチャレンジとして54回大会にも挑戦し、地区大会を通過することが出来ました。前回の経験は生かしながら、初心も忘れず素直な心でたくさんのことを吸収いきたいです!応援よろしくお願いします!

PAGE TOP
What's KUFS