世界のお客様を
とびきりの笑顔で迎えたい
- フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原 フロントデスク
- 柴垣 朱梨 さん
- グローバル観光学科 2021年度卒業
京都で学び、地方の活性化に貢献
「宿泊業で働きたい」という小さい頃からの夢に近づくために、京都外大に進学。世界有数の観光都市で好きな英語と観光を同時に学びました。現在は、生まれ育った地元に近い神鍋高原のホテルで働いています。このホテルの大きな特色は、地域貢献に積極的なこと。地元の温泉や食事施設をもっと活用してもらいたいと、館内にはレストランもバスタブも置かないという思い切った方針を採用しています。地元の活性化に対する気持ちが強い私は、「地域と共に」というこのホテルの姿勢に共感して入社。充実感を持って日々の仕事に当たっています。
多様な業務を経験できる職場
担当はフロントデスク。通常の受付業務に加え、時にはお部屋の掃除や基本的な施設の整備も行っています。地元のお店との情報交換、地域行事の情報収集なども業務範囲。同僚には経験豊富なベテランの方が多いので、困った時にはいろいろ相談しています。
働くうえでのモットーは、いつでも安定した仕事をすることです。そのためには、体調や気分にムラをつくらないことが大切。お客様の喜ぶ顔を見るとやりがいを感じます。海外からのお客様に「あなたの英語が上手なので助かった」と言われた時には、学生時代から学んできたことが生かせたと感じ、うれしくなりました。
神鍋高原の魅力はスキー、パラグライダー、マウンテンバイクなどの多彩なアクティビティですが、ゆっくりバカンスを過ごしたい方も来られます。お客様に情報を提供する時には、来られた目的に合わせて伝えることが大事だと考えています。
神鍋高原の八反滝。実際に足を運んでお客様にご紹介しています
大学での経験が知識の引き出しになった
今の仕事に生きている大学での経験は、英語と茶道。インバウンドのお客様が回復しつつある昨今、英語が必要とされる機会が増えてきたと実感しています。今後も学習を続けて、多様なご要望に応えたいですね。茶道のお稽古は、大学の部活動で始めてから、今も続けています。知識や所作などが役立っていますし、日本文化に精通していることは、宿泊業では強みになると感じています。
学生時代は、授業の合間に観光地を回り「知識の引き出し」を増やそうと心がけてきました。まちを歩きながら多くの外国人の方と会話できたのは、国際観光都市・京都ならでは。後輩の皆さんにも、できる限り多くの引き出しを持つことをおすすめします。京都外大には語学はもちろん、グローバルな体験ができる機会がたくさんあります。ぜひさまざまな経験を今後の社会人生活に役立ててください。