日本語教員として
国内外で活躍したい
- 日本語学科3年次生
- 川端 恵梨子 さん
- 大阪府出身
はじまりは、「日本語って何だろう?」
日本語とイタリア語を勉強したいと思い、この2つの言語が学べて自宅から通える大学を探したところ、ちょうどマッチしたのが京都外大でした。
「ここだ!」と思い受験し無事合格。日本語学科に入学しました。
-今話しているこの日本語って、いったい何だろう?
-手は何で『て』と発音するのだろう?
-ひらがな・カタカナの発音ってどうやって決まったんだろう?
日本語を学びたいと思い始めたのは、普段何気なく使っている言葉について疑問を持った時でした。
また、飲食店の接客で
「こちらパスタになります」
の「なります」や、
「千円からお預かりします」
の「から」など、正しいと思っていた日本語が実は間違っていたことが話題となった、「間違った日本語」ブームの影響も受けています。
イタリア語へのこだわりは、好きなマンガ・アニメの影響ですね(笑)。はまった作品が軒並みイタリアに関連したものでした。作中に出てくるイタリア語がすぐに調べられるよう、母に頼んで伊和・和伊辞書を買ってもらいました。今でも大事にしていて、授業でもフル活用しています。
卒業後は、日本語教員として活躍したい。
私は今、日本語教員を目指して「日本語教員養成プログラム」受講しています。中学生の頃に読んだ漫画で、この職業を知りました。
「大学で日本語を学び、将来は日本語教員として活躍したい!」
そんな思いから「日本語教育能力検定試験」の受験も見据えた、このプログラムを受けることにしました。日本語学科では、必修科目の多くがこのプログラムの所定科目と重なっており、スムーズに単位修得ができます。
受講していた授業では、実際に教壇に立ち、留学生に日本語を教えることも。外国人を前にした授業は初めてで、あたふたしましたが、何とか乗り切りました(笑)。とても良い経験だったと思います。今年の7月14日には、彼らと祇園祭の見学にも行きました。
また日本語を学ぶ外国人とスカイプで雑談し、日本語に慣れてもらうボランティアにも参加。これは日本語教員を目指す学生をサポートする、京都外大の「日本語教員養成推進室」が行う活動です。秋学期からは、ハワイ・オランダ・タイの大学で日本語を学ぶ学生に、週1回で日本語を教えボランティア「Talk and Learn Japanese(TLJ)」にも参加予定です。
日本語教員養成推進室は、京都外大生の日本語教育に関する学びのきっかけを作る場所。日本語教育に関する書籍や教材がそろっているので、私は頻繁に利用しています。
今年の夏休みは、10月にある日本語教育能力検定試験合格に向けた勉強をします。これは、日本語学全般や外国語教授法、教材など、幅広い分野から出題される検定試験です。日本語教員になるために必要な検定ではないのですが、日本語教育に携わる上で必要となる知識を習得した証明になるので、私も合格を目指して頑張ります!
卒業後は、日本語教員として国内・海外問わず活躍したいですね。
頑張る人に、優しい大学です。
私にとって大学とは、「やりたい勉強をすることができる場所」。京都外大は、真剣に勉強する学生をしっかりサポートしてくれます。
私自身、やりたいことを学び、良い成績を出すことで奨学金をいただくことができました。頑張って学ぶ人にとても優しい大学だと思います。