いつか世界平和に貢献できる
チェンジメーカーに!
- 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 1年次生
- ナカシマ アケミ さん
- 福井県 足羽高校出身
さまざまな国籍の人と関わり、視野が広がる
私はポルトガル語とイタリア語を使って育ち、日本語は全く話せませんでしたが、日本の高校の英語コースに進学して3年間で日本語を習得しました。そこから世界の共通言語である英語のスキルを高めたくて、オールイングリッシュで授業が受けられる京都外大のグローバルスタディーズ学科に興味を持ちました。オープンキャンパスに参加し、あたたかな校風が気に入って入学を決めました。
学内にいろいろな国からの留学生がいて多様な言語や文化に触れられるうえに、先生はいつも親身になってくださって、アットホームなムードで学びやすいです。授業もディスカッションやグループワークが多く、国際問題などについてそれぞれの視点から意見を出し合うことで世界平和について考えさせられる機会もあり、視野が広がります。特に「Global Communication」の授業で「人権は普遍的なものか、文化的なものか」というテーマで議論したことが印象に残っています。世界基準の人権ではなく、その国独自の人権を掲げる国もあり、すべての国で人権を尊重する難しさを感じました。
多彩な学びと経験ができ、毎日が充実
私が特に好きな授業は、SNS発信について仲間と意見を出し合いながら学ぶ「Digital Literacy」や「Digital Communication」の授業です。私はWorldwide Engagement Crew(学内プロモーションリーダー)も務めていて、グローバルスタディーズ学科の魅力を公式のSNSで発信しているので、デジタルに関する学びはその取り組みにもつながります。また、洋書を読む「Expensive Reading for World Knowledge」の授業で、フランツ・カフカの「変身」を読んだことも刺激になりました。
学外では、学校からの紹介でインターンシップに参加。クリエイターがコラボレーション相手を探すための「MatchHat」という組織でCommunity Builderを務めています。最近は、レバノン、フランス、ポルトガル、フィリピン、ハンガリーのクリエイターの方々が映画を作るプロジェクトを始動させるためのお手伝いをしたことがとても楽しかったです。
留学で学びを深め、もっと自分を成長させたい
来年は1年間オーストラリアに留学する予定なので、それに向けて英語力テスト「IELTS」にチャレンジします。留学先では、英語とSustainable Developmentについて学ぶつもり。持続可能な世界のあり方を広く学び、考えを深めて、いつか新しい方法で世界平和に貢献するチェンジメーカーになりたいと考えています。留学から戻ったら、日本語力アップにも力を入れていこうと思っています。
私は、京都外大に入学して語学力の向上だけでなく、異文化を尊重する姿勢が育まれました。また、自分の考えを整理して伝え、人と協力し合い、問題解決に向けて柔軟にアプローチすることができるようになったと思います。グローバルスタディーズ学科は、世界中の仲間と共に学びながら新しい自分を発見できる場所です。高校生の方も目標をしっかり持って、信じる気持ちを忘れずに前に進んでください。困難なことがあっても自分の可能性を信じて努力し続ければ、必ず未来は拓けます!
※掲載内容は取材当時のものです