京都外国語大学・京都外国語短期大学

ネイティブの先生のおかげで
フランス語に夢中!

  • 外国語学部 フランス語学科 2年次生
  • 藤原 匡都 さん
  • 新潟県 北越高校出身
  • 2025.09.07

フランス語検定のDELF試験に向けて勉強中

大学の最初の2年間でフランス語をしっかりマスターしたいと思い、現在は検定対策に力を入れています。以前、実用フランス語技能検定試験の準1級に挑戦したのですが、合格点まであとわずかだったので再チャレンジするつもりです。春には、フランス国民教育省が認定する公式資格のDELF(フランス語学力資格試験)も受験予定。合格するためには会話力を高めることが重要なので、学内の外国語自律学習支援室NINJAでスピーキングセッションの予約をし、フランス人の方と話すトレーニングを重ねているところです。
フランス語のほかには、第2言語としてスペイン語、第3言語としてギリシア語を選択。小学生時代から英語を学んでいたので、別の言語も学びたいと思いました。たくさんの言語が使えると、世界中の人と交流を持つことができます。さらに、この情報社会の中で日本発信の情報だけにとどまらず、あらゆる国の情報が収集できるのも多言語の語学力を修得するメリットだと思います。

日本の言葉や文化の魅力を再発見

1年次のときに印象に残っているのは、先生の紹介で外国人の方をサポートする活動をしたことです。アーティストの方が京都に滞在される期間、通訳しながら買い物など生活のお手伝いをしていました。ある写真家の方は、日本の「侘び寂び」をテーマに作品発表をされていました。もちろん聞いたことのある言葉ではあったのですが、深く理解はできておらず、日本独自の美学について学ぶきっかけになりました。
また、日本語そのものに対する関心も芽生え、知らない言葉はすぐに調べるように。生まれてからずっと無意識に使ってきた日本語ですが、改めて正しい使い方が気になり、表現の仕方が上手い人に対してカッコいいと思うようになりました。これまで日本語の本はあまり読んでこなかったのですが、自国の文化に対する興味が湧いてきて読むようになったのも、京都外大で他国の文化を学んだからこそだと感じています。

親身になってもらえる環境で学ぶ意欲がアップ

言語だけでなく、フランスの社会構造にも興味を持っています。助け合いはするけれど、最終的にはその人自身に責任があるという個人主義的な考え方をベースに、教育や結婚などのシステムが成り立っていて、授業で学んでいると面白さを感じます。
京都外大はネイティブの先生が多く、少なくとも自分と関わりのあるフランス人の方が8人以上もいる環境をありがたく思っています。少人数クラスだから先生との距離も近くて相談しやすく、勉強するための教材を提供してくれたり、検定試験のことやフランス語を生かせる仕事について教えてくれたりなど、どの先生も気にかけてくださいます。先生方がいつも見守ってくれるおかげで、もっと頑張ろう!という意欲がわいてきます。まだ将来のことは具体的にはイメージできていませんが、フランス語をはじめとする語学力を生かせる仕事に就きたいので、3年次でいろいろなインターンシップを経験しながら、自分の道を見つけていこうと考えています。

※掲載内容は取材当時のものです

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