言語を学ぶワクワク感を
伝えていきたい。
- 外国語学部 英米語学科 2年次生
- マカランガル アキラ さん
- 滋賀県 栗東高校出身
英語にかかわる多彩な活動にチャレンジ
京都外国語大学に入学してから、新しいことにどんどん挑戦しています。例えば、全国から出場者が集まった「ペアで紹介する日本文化英語プレゼンコンテスト」で英語でのMCを務めたり、外大祭で外国人の子どもたちに多様な言語・文化に触れてもらうためのサークル活動をしたり。こうした活動を通じて、たくさんの学生や先生と出会えて、もっと視野を広げていきたいと思うようになりました。
また3年次から、外国語自律学習支援室NINJAで会話練習の相手になる「Have a Chatスタッフ」も始めようと思っています。自分自身も利用したことがあり、言語以外にも英米文化についてなど教えてもらえたので、今後はメンバーに加わって一緒に学びたいと思いました。
このような課外活動のほかにも、同じ授業を受けた友達の友達といったつながりから交流が広がり、アメリカ人、ベネズエラ人、シンガポール人、韓国人など留学生の友だちもできました。互いに英語を教え合いながら、日常の会話を楽しんでいます。
言語で思いを伝える奥深さに熱中
現在の目標は、TOEICで960点を取ること。TOEIC対策の授業では、分からないことを先生に積極的に質問して解消しているので、かなり英語力は上がってきています。特に英語を話すことが好きで、スピーキングの授業では英語でプレゼンテーションするトレーニングを重ね、話す力を養っています。スクリプト(台本)を暗記して話すのではなく、ポイントだけを書いて自分の言葉で話すよう先生からアドバイスをいただき、より伝わりやすく話せるようになりました。自分の伝えたいことをいかに整理してアウトプットするか、意識して取り組んでいます。
外国語科目はポルトガル語を選択。ブラジル人の友達が多いのでコミュニケーションがとりたくて選びました。ポルトガル語は英語と似ているため覚えやすく、先生も優しいので勉強していてとても面白いです。現在、私はフィリピン語と日本語と英語が使えますが、使える言語が増えると、伝えたいことをどの言語でどう伝えるか、どんな印象の違いがあるかなど、コミュニケーションの多様なあり方がより深く体感できます。
英語を学ぶ楽しさをつないでいきたい
もともと英語を教える仕事に就きたいと思って、この大学の英米語学科に入学しました。学ぶ中で、京都外大には素晴らしい先生方がたくさんいて、言語以外にも人とのかかわり方や仲間と共に学ぶ大切さなど、自分の成長につながるような学びがたくさんあります。そこから大学教員へのあこがれを抱き、実際に先生からも、大学院に進学した後にそうした選択肢があることをアドバイスしていただき、興味を持ちました。そのため今は、大学卒業後は修士課程に進んで、英語教育の分野でパブリック・スピーキングに関する研究をしたいと思っています。自分が英語を学ぶ楽しさを大学で体感したからこそ、この楽しさを誰かに伝えていきたいです。
※掲載内容は取材当時のものです