濃密な2年間の学びを経て、
憧れのエアライン業界へ
- ANA関西空港株式会社 勤務
- 短期大学 キャリア英語科 2023年度卒業
- 中村 佑乃葉 さん
- 愛媛県 今治北高校出身
チームプレーを発揮し、日々達成感を味わう
エアライン業界で働く夢をかなえ、関西空港でグランドスタッフとして勤務。国内線・国際線における旅客搭乗手続きや手荷物取扱、案内業務などを行っています。最初は仕事を覚えることに必死でしたが、最近ようやく慣れてきたところ。お客様が何を求めておられるかを考える余裕ができ、お客様の期待以上の対応ができるように努めています。
私たちは日々、定刻通りに航空機の運航を行うという使命を持って業務にあたっています。いつも先輩方に助けていただき、また同期の仲間と助け合いながら、厳しいタイムプレッシャーの中で業務を遂行。チームプレーによって滞りなく成し遂げられたときは、いつも大きな達成感があります。
2年間の学生生活でやりたいことを全う
高校時代は、少しでも早くエアライン業界で働きたいという思いから短大への進学を志望。京都で国際的な感覚を養い、ビジネスマナーも身に付けたくて京都外国語短期大学を選びました。入学後に2年間で学び足りないと思えば、4年制に編入学できることも魅力でした。短大は15:40以降からの授業のみだったので、朝から昼過ぎまでアルバイトをし、夕方から学校に通う日々でしたが、この生活リズムが意外と自分に合っていました。
少人数クラスだったので先生との距離も近く、友だちともすぐに仲良くなれて楽しかったです。学生の年齢もバラバラでしたが一体感がありました。サークル活動では、オープンキャンパスの運営や広報にも携わり、短大に籍を置きながらも4年制の先輩方とも交流でき、コミュニケーションの幅が広がりました。1年次の後期には就職活動を始めましたが、限られた2年間の間にやりたいことをすべてできた気がします。
毎回、刺激を受けた「エアラインスタディプログラム」
今の仕事に最も役立っているのは、在学中に受けた「エアラインスタディプログラム」です。エアライン業界で求められる人材や会社情報などを知れるほか、業界の専門知識や技術を学ぶことができるプログラムです。短大のクラスにはあまりエアライン志望の人はいなかったので、ここで同じ目標を持った仲間と出会えたことも良かったです。
第1回目から人としてのあり方や接客の心がまえなど、奥深い講義に感銘を受け、毎回とても大きな刺激がもらえるので楽しみでした。就職活動で苦労していた時期も、この講座のおかげでもっと頑張ろうと意欲が高まりました。ほかにも、接客のための笑顔や言葉遣い、身だしなみなどについても学べて、就職活動での面接にも役立ちました。
また、空港にはあらゆる国・地域のお客様がいらっしゃるので、大学で学んだ語学も役立っています。「ホスピタリティ英語」の教科書は今でも活用していますし、ネイティブの先生によるスピーキングの授業や中国語の授業も印象に残っています。特に中国人のお客様に対応する機会が多いので、中国語は今も学び続けています。今後も自分を高め続け、人としても尊敬している職場の先輩方のような存在になりたいです。
※掲載内容は取材当時のものです