「当たり前」の違う私が、誰かの「安心」をつくるまで。
個性あふれる環境で過ごした、4年間の答え。
- 外国語学部 フランス語学科 4年次生
- 山口 マユコマーガレット さん
- 京都府 京都北稜高校 出身
NINJAが、私を動かした
私は、アイルランド系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれました。ニューヨークで生まれ、10歳までをアメリカで過ごした後、日本に移り住みました。アメリカでは、当たり前のようにさまざまな文化に触れる環境がありましたが、日本に来てからはその機会が少なくなったと感じていました。高校生の時に参加したオープンキャンパスで、外国語自律学習支援室NINJA(以下、NINJA)のエリアを見て「私もここに関わりたい」と直感的に感じ、さらに19もの言語が学べる環境に惹かれ、京都外大への進学を決意。入学後は、大学での4年間を振り返っても最も熱中して取り組んだと言えるほど、NINJA Castとしての活動に力を注ぎました。1年次はひたすらミーティングやイベントに参加する日々でしたが、学年が上がるにつれて大切な役割を任されるようになっていました。3年次には、先輩とともにイベントリーダーを務める機会をいただきました。当初は自分にできることが少なく、先輩が中心となって進行していましたが、その姿を間近で見ることで、イベントを率いる立場としての考え方や行動を学び、「自分もこうなりたい」と強く思うようになりました。この経験が、その後の活動への向き合い方を大きく変えたと感じています。
G-Rootsに込めた「居場所」をつくる想い
昨年の4月には、フランス語学科の森田美里先生から、外国にルーツを持ち、日本で教育を受けて育った経験のある外大生が集まる場をつくるというお話を伺ったことをきっかけに、「G-Roots-外国にルーツを持つ外大生の会-」を設立し、現在代表を務めています。私自身、外国にルーツを持つことで小・中・高校時代に学習面や人間関係で悩み、自分のアイデンティティがよくわからず苦しんだ経験があります。そのため、同じような悩みを抱える子どもたちが、安心して話せる場所(セーフプレイス)をつくりたいという思いで活動しています。自分のルーツに誇りを持ち、自分を自由に表現していいということを、今悩んでいる外国ルーツの子どもたちに伝えていきたいと考えています。

新しい「私」を見つけられる場所へ、ようこそ
他にもさまざまな活動に挑戦しました。幼い頃から憧れていたフランス語文学の勉学に励むとともに、通訳のアルバイトや京都ハンナリーズのボランティア活動を通して、多くの方々と出会いました。中でも、通訳アルバイトとしてフランス人アーティスト夫婦の京都滞在に同行した経験は、恐怖心や苦手意識を克服するきっかけとなり、私にとって大きなターニングポイントとなりました。京都外大には、さまざまなチャンスや人との出会いがあります。みんなそれぞれの個性があり、周りを気にせず自分らしくいられる居心地の良い環境です。私自身も、自分のcomfort zone(安心領域)から一歩踏み出すことによって、新しい自分に出会うことができました。ぜひ、思い切っていろいろなことに挑戦してみてください!



