「学びたくなる」
授業方法の構築へ

日本で10年以上英語教育に携わっており、現在は京都の高校で教壇に立っています。私の生徒は皆英語のレベルは高いのですが、語学を楽しむ姿勢があまり感じられません。そこで、学習者のモチベーションを向上させる授業方法の構築について模索しています。生徒同士で各国の文化を調べてプレゼンテーションする取り組みなどを通し、世界に対する興味をかき立て、英語が受験勉強のためにあるのではないことに気づいてほしいと考えています。大学院には、英語教育に精通した先生や現職教員の大学院生もいるので、アドバイスの一つひとつが参考になります。今後は博士後期課程への進学も視野に入れ、一人の言語学者として学習者に役立つ研究を進めていきたいです。（2017年3月）