京都外国語大学・京都外国語短期大学

シャイな自分を変えてくれた
フランス人の先生方

  • インターコンチネンタルホテル大阪
  • 水口 武士 さん
  • フランス語学科 2012年度卒業
  • 2019.01.21

世界で通用する語学力と教養を求めて

高校生の頃に漠然と料理人になりたいと考えていたのですが、その前に教養を身につけるべく、京都外大の門を叩きました。フランス語学科を選んだのは、英語に次ぎ世界で広く使われている言語であることや昔からフランス料理が大好きだったからです。また、京都外大のアットホームなキャンパスや、少人数クラスでプレゼンテーション・ディスカッション形式に重きを置いた「発信型」の授業スタイルが他大学にはない魅力でした。

文通から始まった、今でも続くフランス人の友人との交流

もともと人見知りでシャイな性格だった私。しかし、京都外大の授業ではフランス人の先生から常に発言を促されるため、黙っているわけにはいきません。少人数クラスで発言をする機会も多く、フランス語力はもちろん、必然的に積極性も身につきました。また、毎年海外から留学生もやって来るので、交友関係がどんどん広がり、初対面の人に対する苦手意識も自然と克服することができました。

在学中は、先生の紹介で現地のフランス人学生と文通したこともあります。私はフランス語、相手は日本語でメッセージを書き、月に1通程度のペースで手紙をやりとりしました。その後、私がフランスに渡航したときには文通相手と家族から歓待を受けました。初めは緊張しましたが、フランス語で問題なく会話することができ、確かな成長を感じられて嬉しかったです。文通相手とは、現在も互いの国を訪問し合うなど交流が続いています。私の人生を豊かにしてくれる素晴らしい出会いでした。

世界有数のホテル企業で、多国籍のお客様に「喜び」を

現在私はインターコンチネンタルホテル大阪に勤務しており、フロントオフィスでリーダーを務めています。アジア・欧米を中心に、さまざまな国籍のお客様にご利用いただくので、求められることも非常に多様です。英語のほか、フランス語で対応する機会も少なくありません。チェックイン・チェックアウトの管理はもちろん、コンシェルジュの代わりにタクシーを手配したり、お勧めのレストランを紹介したり、お客様の紛失物を探したりすることもあります。多岐にわたる業務の中で私が掲げるモットーが、お客様のニーズをいち早く察知して行動することです。会話からお客様が受験生だと気づいたときには、体調を考慮してあらかじめ加湿器を置いたり、チェックイン日が誕生日の方にはウエルカムボードとワインをプレゼントしたりしています。チェックアウトの際にお客様から感謝の言葉を頂戴したときは感無量です。今後の目標は、チームを管理するマネージャーになること。当社は世界的にも大きなホテル企業なので、海外で働くチャンスがあれば挑戦したいと思っています。

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