京都外国語大学・京都外国語短期大学

好奇心を起点に、生涯学ぶ姿勢を
生徒たちに示す教員を目指して

  • 外国語学部 英米語学科 3年次生
  • 新井 誠 さん
  • 大阪府 大商学園高校 出身
  • 2026.04.16

オールイングリッシュで授業できる教員に

高校1年生のときのクラス担任の先生が、化学の教員でありながら苦手な英語の勉強を続けている方でした。私は高校入学まで英語が苦手科目でしたが、その先生が英語の勉強を親身にサポートしてくれて、英語の成績が急速に向上。先生のおかげで英語が好きになったと同時に、教員という仕事に憧れるようになりました。総合大学などでも英語教員の教員免許を取得することはできますが、京都外国語大学の英米語学科では「語学」を軸に学べそうだと興味を持ちました。また、オープンキャンパスで知った京都外大の特長の一つである「少人数教育」にも魅力を感じ、入学することを決めました。
私の目標はオールイングリッシュで授業ができる教員になること。中学・高校で“全英語授業”の需要が高まっている背景から、自信を持って生徒に分かりやすい英語を使った授業ができるように、京都外大で学びを吸収しています。

模擬授業で実践的な授業手法を体験・実践

現在、夢の実現のために最も力を入れているのが「模擬授業」です。教職課程を履修している学生がそれぞれ先生役と生徒役になり、実践的な授業を行うもので、教員としての視点と学習者としての視点、両方を体験することで非常に重要な気付きを得られます。
高校の授業を想定し、これまで学んできた英語教育の理論を、毎回異なる「生徒役」の学生の前で実践。「いま自分が授業をしているのは、どんなタイプの生徒なのか?」ということを見極めながら、授業のスタイルを変えていく必要があります。授業の進め方はもちろん、どのような導入で生徒の心を掴むか、同じ内容でも生徒の理解を促進するにはどんな言い換えが必要かなど、実際にやってみなければ分からないことばかり。模擬授業が終わるたびにその授業を振り返って分析し、次回さらに良い授業ができるよう工夫する過程に楽しさを感じています。
印象的だったのは、日本の文化と海外の文化を比較し、その違いを知る授業です。何気ないやりとりでも、日本と英語圏では違う意味を持ちます。例えば、難しい課題を持ち掛けられたときに「難しいですね…」と言うと、日本では「できない・やりたくない」というネガティブな意味を含む場合があります。一方、英語で「difficult」と言うと「難しいけど、やりがいがある」というポジティブな意味にとられる場合があります。海外の価値観を知ることで、日本特有の価値観を見つめ直すことになり、とても興味深い授業でした。

好奇心を持って生涯学ぶことを楽しむ

私は1年次生のとき習熟度別で中間のクラスでしたが、猛勉強して2年次生で一番上のクラスに入ることができました。そのクラスで目にしたのが、興味のあることを知るために、誰もが楽しんで勉強をしている光景です。結果を伴う努力は、自分の好奇心から生まれる行動に強く結びついている。それを実感したことで、学生生活への取り組み方が変わったと思います。
例えば、3年次生の秋から外国語自律学習支援室NINJAの学生スタッフに参加。学習意欲の向上や、イベント運営を通して学生の間に「学びの楽しさ」を広める活動に挑戦しました。ほかにも、教職課程で身に付けた英語指導法を小学生に英語を教えるアルバイトで実践するなど、新たな取り組みの中で自分自身の英語力を伸ばしています。
京都外大で学んでいて思うのは、学生はもちろん先生方にも、常に「学びたい」という姿勢が感じられること。若者文化や流行の音楽など、いつも専門分野外のことを学生に興味津々で聞かれています。また、海外からの留学生は本当に学びへのモチベーションが高く、刺激を受けています。好奇心を失わず、生涯学ぶことの楽しさを失わずに勉強を続けること。将来は生徒たちに、そんな姿勢を示すことができる教員になりたいと思います。

※掲載内容は取材当時のものです

PAGE TOP
What's KUFS