迷っていた私が、スペイン語を
きっかけに動き出した理由
- 外国語学部 スペイン語学科
- 高橋 由梨佳 さん
- 新潟県 村上中等教育学校 出身
京都外大で出会った人が、私を動かした
京都外大を選んだきっかけは、神戸市外国語大学イスパニア学科の教授から勧められたことです。進路に迷っていた時期に、「私立を受けるなら京都外大が一番いい」と言われた一言が、背中を押してくれました。当時、将来なりたい職業がまだ定まっていなかった私にとって、外国語を学ぶことで進路の選択肢が広がる点も大きな魅力でした。私の母はメキシコ出身で、家庭では自然とスペイン語やラテンアメリカ文化に触れてきました。しかし、聞き取りはできても、読み書きや会話には自信がなく、「もっときちんと話せるようになりたい」「背景にある歴史や文化も知りたい」と思うようになり、スペイン語学科を選びました。入学して実感したのは、少人数制ならではの教員との距離の近さです。資格試験に挑戦したいと相談すると、翌日には参考書を用意してくださり、「これで勉強してみよう」と声をかけてくださいました。学生の意欲に本気で向き合ってくださる先生方の存在は、大学生活の中で大きな支えになっています。また、クラスメイトの向上心の高さにも日々刺激を受けています。クラスには、高い志をもって学ぶ学生が多く、好奇心を原動力にさまざまなことへ取り組んでいます。そうした姿に触れる中で、悲観的になりがちな自分も少しずつ前向きになり、新しいことに挑戦していこうと思えるようになりました。
スペイン語圏の文化を“体験”で届ける
現在、力を入れて取り組んでいるのは、スペイン語学科の広報活動です。オープンキャンパスやSNSを通して、多くの人に学科の魅力を伝える方法を模索しています。12月のクリスマスオープンキャンパスでは、リーダーとして学科イベントの企画・運営を担当しました。南米にルーツがある自身の背景を生かし、メキシコ文化の「ピニャータ」を取り入れた企画を立案し、高校生が楽しみながらスペイン語圏の文化に触れられる内容を目指しました。リーダーとして責任や不安もありましたが、友人や先生方と協力しながら準備を進める中で、企画から実行までの過程を学ぶことができました。本番では、高校生が笑顔で参加し、初対面同士が交流することで新しいコミュニティが生まれる様子を見ることができ、この企画を実現してよかったと感じました。

行動することで世界は広がる
京都外大には、自分で考えて行動する人が多く、そうした人たちと関わる中で、行動力は特別な才能ではなく、習慣や「好き」という気持ちから生まれているのだと気づきました。私自身、入学前は受け身な性格でしたが、大学に入ってからは意識して行動するようになり、少しずつ自分のペースをつかめるようになりました。目的もなく過ごしていた高校時代とは違い、今では自分で道を切り開いているという実感があり、日々の学びが充実しています。京都外大は言語というツールを学ぶ場所ですが、大切なのは、その言語を使って何がしたいのかを考えることです。だからみなさんには、自分自身と向き合い、できることに挑戦して成長につなげてほしいと思います。



