京都外国語大学・京都外国語短期大学

出会いと挑戦の4年間
好きな車と世界をつなぐ仕事へ

  • 三菱自動車工業株式会社 勤務
  • 外国語学部 スペイン語学科 2022年度卒業
  • 圡井 颯己 さん
  • 大阪府 初芝富田林高校 出身
  • 2026.06.03

スペイン語学科から憧れの自動車メーカーへ

外国語大学への進学は、「日本語以外の言語を話せたら旅行の楽しみが広がりそう」という気持ちが出発点でした。密なコミュニティで学ぶ方が自分に合っていると思っていたので、京都外大の少人数クラスは自分にぴったりでした。学科は英米語・スペイン語・フランス語で迷いましたが、「話者が多く、行ける国が広がる」という理由からスペイン語学科を選択しました。結果として、スペイン語を活用する三菱自動車工業の現在の業務につながって良かったと思っています。
私は幼い頃から乗り物が好きで、特に興味を持っていたのが車でした。自動車関連の仕事は多岐にわたりますが、自分の携わった製品を実際に目にしたいという思いが強く、就職活動では自動車メーカーに挑戦しました。三菱自動車工業を選んだ決め手は、スペイン語圏の国に事業展開していること、好きな車種を製造していること、そしてのびのび働けそうな社風に惹かれたからです。

“やってみたい”挑戦だらけの大学生活

大学時代を振り返ると、とにかく“動いてみた4年間”でした。1年次生のとき先生に促されて応募したサラマンカ大学での短期留学は、ロックダウンによる緊急帰国という想定外の経験もありましたが、それすらも貴重な学びになりました。現地で頼れるのはスペイン語だけ。まだ1年次生でスペイン文法も学び終わっていない時期だったので、授業やホームステイで語学力を鍛えられました。
帰国後はコロナ禍で大学生活が制限され、時間ができたことから“何かやりたい”と先生に相談しました。そこから、京都市とグアダラハラ市姉妹都市提携40周年式典でのプレゼンに挑戦することになり、芋づる式に次の道が広がっていきました。グアダラハラ大学とのつながりから、オンライン交流会を企画し、スペイン語学科の仲間を巻き込みながら月1回のペースで交流会を継続。さらに、エコ活動としてメキシコに文房具を寄贈する団体を立ち上げ、京都外大の「ピカ☆イチプロジェクト」に採用されるなど、4年間でたくさんの貴重な経験ができました。留学もプロジェクト発足も、恩師である立岩礼子教授が背中を押してくれたことから挑戦し続けることができ、仕事においても困難な状況に屈しないメンタル力を培うことができたと思っています。

京都外大で培ったスペイン語力と「動く勇気」

私はメキシコ市場を担当しており、生産枠の調整、出荷、販売管理、価格設定など、若手でも大きな裁量を持たせてもらっています。時差や文化の違いで意思疎通が難しい場面もありますが、スペイン語で話しかけると一気に心の距離が縮まる瞬間があります。培ってきたスペイン語力が“信頼をつくる架け橋”になっていると感じます。将来的には、担当できる業務の幅をさらに広げ、メキシコ駐在を実現させたいです。
私が仕事をするうえで大切にしているのは、お客さまファーストの姿勢。そして、問題が起きたときに自分で考え、最後までやり切ることです。大学時代に培った「まず動く勇気」が、今の仕事でも確かに生きています。京都外大には、相談すれば必ず応えてくれる先生がいて、企画に挑戦すればつなげてくれる先輩がいて、語学力を共に伸ばせる仲間がそばにいました。やりたいことに耳を傾けてくれて、実現までのプロセスを一緒に考えてくれて、壁にぶつかった時は助けてくれる、そんな「人に恵まれた4年間」でした。皆さん本当に“ウェルカムな姿勢“で、挑戦する環境も整っていて、あとは自分の気持ち次第です。“大学で何かを成し遂げたい“という気持ちがある方、京都外大ならその可能性を伸ばせます!

※掲載内容は取材当時のものです

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