京都外国語大学・京都外国語短期大学

イタリア語への愛着が導いた
現在の道

  • 外国語学部 イタリア語学科
  • 森田 華奈子 講師
  • 2026.06.06

教員への道は「好き」の延長線上にあった

将来を描いたわけではなく、イタリア語への愛着がここまで私を導いてくれました。興味を持ったのは、イタリア料理が好きだったという小さなきっかけから。当初はどちらかというと英語をメインで学び、イタリア語は将来何かに生かせたらと、漠然と考えていました。

教員になった一番の動機は、イタリアについて学ぶ歩みを止めたくなかったという点につきます。京都外国語大学を卒業後、大学院に進んで研究を続けていたところ、ご縁があって教壇に立つ機会をいただきました。 初めから教員を目指していたわけではなく、研究を手放さずにいた結果、今につながった印象です。教壇に立ってみると、学生に教えながら自分自身も学んでいるという感覚が常にあって。とても刺激的だと感じています。

多彩な学びと些細な面白さからの気付き

イタリア語学科の魅力は、他大学と比べて学生に対しての教員数が充実しているところ。日本人4名とイタリア人2名の計6名の専任教員や、指導経験が豊富な非常勤講師の先生方とともに多彩な授業を提供しています。また、長期・短期の留学プログラムが多く、イタリアの北から南まで複数の協定校があるのもポイントです。学生自身の意欲次第で、学びの可能性がどこまでも広がる環境が整っています。

私は現在、主にイタリア語の研究をしています。何かに役立つ・役立たないではなく、単純に「面白い」。その面白さを学生に伝え、些細なことでもイタリア語の楽しさを感じてほしいですね。どんなことでも楽しめるきっかけになると気付いてもらい、興味の幅が広がる機会になればと思っています。

楽しさと自由が広がるイタリア語の世界

イタリア語の勉強はとにかく楽しいです。言葉だけではなく文学や演劇、映画など、言語以外のさまざまなことに興味が広がっていく楽しさもあり、実際にイタリアへ留学することで得るものもたくさんあります。

イタリア語を学ぶ意義や目的について悩んだり、周囲から問われたりすることがあるかもしれません。言語学習においては実用性が重視されがちです。ただ私は、イタリア語を始める理由は「なんだか楽しそうだから」で十分だと思っています。入学前に決めた目標を貫くのも素晴らしいことですが、途中で興味が変わっても問題ありません。むしろ、大学生活の中でより夢中になれるものを見つけられたのなら、それは喜ばしいことです。ぜひ、興味の移り変わりも含めて、学ぶ自由を楽しんでください。

※掲載内容は取材当時のものです

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