京都外国語大学・京都外国語短期大学

世界に触れた経験が、
私の選択肢を広げてくれた

  • 国際貢献学部 グローバル観光学科 2年次生
  • 三宅 那奈 さん
  • 京都府 福知山成美高校 出身
  • 2026.08.31

英語に出会い、京都に魅せられ、
観光に関心を持った私の学び

京都外大を選んだ理由は、高校2年生の留学で英語に興味を持ったことや、京都の街並みや伝統文化にも魅力を感じており、京都という土地で英語を活用しながら学ぶことができる環境に惹かれたからです。また、私が田舎で育ったことから、観光を通じた地域活性化に関心があったためグローバル観光学科を選びました。

グローバル観光学科では、京都の観光事情をはじめ、歴史や文化、経営・会計、ビジネス英語、テクノロジーなど、幅広い分野について学んでいます。特に現在履修している「Immersive Technology Workshop」の授業では、自分の故郷を360度映像で紹介するVRツアーを制作しており、大きなやりがいを感じています。英語については、授業以外にも学内のボランティア活動やサークルに積極的に参加。外国語自律学習支援室「NINJA」も活用し、学びを深めています。

最近は、参加している京都外大の翻訳・通訳人材バンク「LinguaLink」で、アメリカから来学した国際的なジャーナリズム・メディア教育を実践する教育機関「ieiMedia Kyoto Project」の学生の通訳を担当しました。このほか、外国人旅行者の方々に英語でガイドを行う「フリーガイドクラブ」に入って観光地でのボランティア活動や、地域活性化にも取り組んでいます。

こうした経験を重ねる中で、外国人の視点から京都の観光を捉え直す機会が増え、自分自身の視野も大きく広がっていると感じています。

フリーガイドクラブの活動の様子。清水寺「弁慶の錫杖と鉄下駄」にて。これを持ち上げると願いがかなうそうです。

「世界と語る」経験がくれた視野と新しい選択肢

2026年2月、観光ガイドについて学びたいという思いから、福岡・博多で開催された世界の観光ガイドのプロフェッショナルが集まる「世界観光ガイド連盟総会」に参加しました。1年次の頃にお世話になった先生からお誘いを受けたことに加え、フリーガイドクラブで活動していた経験から観光ガイドへの興味が強く、学びを深める良い機会だと考えました。

総会では、外国人プロガイドが日本で感動した点が、私の想像していた「日本らしさ」とは大きく異なっており印象的でした。熊本・阿蘇の郷土料理「高森田楽」の囲炉裏を囲む食事スタイルや、野菜中心の和食がベジタリアンにも魅力的だという視点などです。互いの国の文化を語り合う議論は時に白熱し、言い合いのようになる場面もありました。そこから、皆が自国の食文化に強い誇りを持っているのだと気付きました。そして京都外大で学んだ京都文化の授業内容が、日本文化について質問された際にそのまま生かされ、学びが実践に結びついた瞬間でもありました。

プロばかりの環境で高度な議論についていくのは大変でしたが、英語で自分の考えを伝えられたことで自信がつき、価値観にも変化が生まれたように思います。また、プロのガイドの方々の議論を聞いたり、実際に交流したりする中で、ガイドという仕事の難しさや責任の大きさ、そして大きなやりがいを知ることができました。

これまで私は観光業に漠然とした興味を持っていましたが、この経験を通して観光ガイドという職業にも関心を持つようになり、自分の将来のキャリアの選択肢が広がったと感じています。

学びを力に、感動を届けるキャリアを描く

今回の世界観光ガイド連盟総会を通して、人に喜びや感動を届け、その楽しさを共有できる仕事に携わりたいという思いが強くなりました。

将来は海外で働くのか、あるいは地域活性化に貢献するために地元や地方で働くのかはまだ検討中ですが、京都外大で学んだ観光や異文化理解、英語力を生かしながら、観光に関わる仕事に就きたいと考えています。

そして多くの人々や地域をつなぐ存在となり、観光を通じて地域の魅力を発信し、地元である、兵庫の街を活性化していきたいと考えています。

※掲載内容は取材当時のものです

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