京都外国語大学・京都外国語短期大学

「言語」としての日本語を究め、
その魅力を伝えられる教員に

  • 外国語学部 日本語学科 3年次生
  • 北出 梨桜 さん
  • 福井県 福井商業高校 出身
  • 2026.07.03

言語の学修は新たな経験や人とのつながりを生む

日本語学を学び、日本語を教えることの素晴らしさを実感しています。小学生から高校までずっと英語を学習してきたため、私自身が「外国語を学ぶ楽しさ」を存分に感じてきました。外国語を学習することで得られる貴重な経験や人とのつながりは、人生を豊かにしてくれます。高校の進路選択ではこのまま大学でも英語を学び続けるかどうか迷いましたが、これまで私が英語を学んで実感してきたことを、他者にも感じてもらえるような学びがしたいと思いました。
京都外国語大学を選んだのは、高校生のときに同じ日本語学科で学ぶ先輩の話を聞く機会があったから。また、高校時代に部活で茶道と華道を嗜むほど日本の伝統的な文化に興味があり、古くからの街並みが残る京都で暮してみたいとも思っていました。
日本語学科では日本語をひとつの「言語」として捉えて学びます。音声学や日本語文化、日本文学、文法、表記法、日本語の歴史と、日本語を多角的に学習。学んでいくうちに、私たちが日々当たり前のように使っている日本語に関して、新たなことを発見できます。言語としての日本語に改めて向き合ってみると、日本語には漢字・ひらがな・カタカナなど表記が多様で助詞も多く、敬語もあってとても難しいですが、その難しさと多様な表現に日本語の魅力があります。
日本語だけではなく、学べる言語数が多いのも京都外国語大学の魅力。1~2年次生では英語を外国語科目として学びましたが、次はタイ語など東南アジアの言語に挑戦してみたいと思います。

京都を、そして世界を感じる学生生活

さまざまな国からやってきた学生や先生方が集うキャンパスでは、歩いているだけで多様な言語を耳にすることができます。このような環境で日々を過ごしていると、世間によく見られる「〇〇の国の人はこうだ」というステレオタイプな考え方は、まったく当てはまらないことに気付きます。一人ひとりを国籍ではなく「一個人」として捉えて接することができるようになり、この環境で日本語の教授法を学ぶことは、本当に意義があると考えています。
地元の福井県はとても自然豊かな土地。冬には雪が降り積もり、海鮮が美味しいのが自慢です。近年では北陸新幹線が開通し、交通の便が向上。街に活気があふれてきました。そんな地元から、京都の街に下宿して学生生活を送っています。
京都はバスや地下鉄での移動がとにかく便利。私もすっかりこの移動手段のヘビーユーザーになりました。地元は車社会なので自転車や徒歩で移動する人は少ないのですが、京都では公共交通機関と徒歩が中心。最初は歩くことが億劫に感じましたが、京都独特の歴史を感じられる建物や風景を眺めながら歩くことの楽しさに目覚めました。西院駅近くの飲食店でアルバイトをするなど、京都での学生生活を満喫しています。

中高の国語教員として日本語の魅力を伝えたい

こうして県外に進学して日本語学科で学んでいるからには、2024年に国家資格になった「登録日本語教員」の資格を取得したいと思います。ただ、入学当初は日本語教員になるのが目標でしたが、もともと読書好きだったうえに大学で日本文学について学んだこともあり、中学・高校の国語教員になりたいという思いが強くなりました。4年次生の6月から地元・母校の中学で教育実習を行う予定です。
小説の登場人物の心情を読み解き、文章から作品が描かれた時代背景を解説する…そんな授業を通じて、この大学で知った日本語の魅力を生徒たちに伝えられる教員になりたいと思います。

※掲載内容は取材当時のものです

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