多文化と出会い、「自分らしさ」を
見つけた京都外大での4年間
- 外国語学部 フランス語学科 4年次生
- 中村 楓 さん
- 大阪府 大阪府立河南高校 出身
絵本の読み聞かせ活動で広がる、地域と世界のつながり
「多言語多文化絵本読み聞かせ活動」では、地域の施設(区役所・児童館・保育所・商業施設・介護施設など)や外大祭などで、地域の子どもたちや保護者の方々に向けて、さまざまな言語による絵本の読み聞かせを行うほか、ゲームや歌などのアクティビティを通して、多文化・多言語の魅力を紹介しています。私は2年次生の秋学期からこの活動に参加しており、活動歴が長いこともあって代表を務めることになりました。最初は「自分に代表が務まるのだろうか」と不安もありましたが、任されたからには責任を持ってメンバーを引っ張っていこうと気持ちを切り替えました。やりがいを感じるのは、保育園や児童館を訪問した際、子どもたちが毎回こちらの予想を超えるほど大きな反応を見せてくれる瞬間です。その姿を見ると、楽しんでもらえていることを実感でき、「やっていて良かった」と感じます。また、活動後に施設の方や保護者の方からアンケートで「学びになりました」「これからも頑張ってください」といった感想をいただくこともあり、それが大きな励みになっています。この活動を通して一番大きく変わったのは、人に伝えるときの話し方です。ただ事実を伝えるのではなく、「どうすれば相手に伝わるか」「どんな言い方をすれば心に届くか」を考えて話すようになりました。相手の立場を意識してコミュニケーションをとる大切さを学べたことが、自分にとって大きな成長だと感じています。

フランス留学から国際寮へ–––ありのままの自分で生きる学び
大学生活を通して最も大きく変化したと感じているのは、「ありのままの自分でいい」と思えるようになったことです。特に、3年次生の春学期にフランスのアンジェへ留学した経験が大きく影響しています。異なる文化や言語の中で生活する難しさと楽しさの両方を実感し、自分にとっての当たり前が決して当たり前ではないことに気付きました。その経験を通して、多様な価値観を受け入れる姿勢が身に付いたと感じています。そして現在は、公益財団法人が運営する国際寮で生活しています。留学から帰国後しばらくして、フランス語力の低下を感じたことや、留学中にさまざまな国の学生と交流する楽しさを実感したことから、もっと外国人の友人と関わりたいと思い、入寮を決めました。国際寮での生活を通して学んだのは、自分の考えをはっきり伝えることの大切さです。日本では周囲との調和を大切にし、自分の気持ちを後回しにして場を整えることも一つの文化ですが、その分少し疲れてしまうこともあります。一方で国際寮では、意見がぶつかることを恐れず率直に伝え、そのうえでどうしていくかを話し合う姿勢が自然にあります。フランス留学では「もっと自由でいい」という感覚を得ましたが、それは当時の私にとってどこか抽象的なものでした。しかし国際寮で実際にさまざまな国の人と生活する中で、その感覚をより具体的に実感できるようになりました。自分の意見を大切にしながら他者と協力して関係を築いていくことの大切さを学べたことは、大学生活の中でも大きな成長だと感じています。

「やってみたい」を大切にできる京都外大
この大学の魅力は、アットホームな雰囲気の中で自分らしく挑戦できる環境が整っているところだと思います。また、ボランティア活動や国際交流、学内イベントなど、自分から動けば動くほど多くの経験ができる環境があります。私自身もさまざまな活動に挑戦する中で、新しい発見や成長を実感してきました。大学生活には楽しいことだけでなく大変なこともありますが、それ以上に新しい出会いや学びにあふれた時間になります。ぜひ自分の興味や「やってみたい」という気持ちを大切に、充実した大学生活を送ってください!

※掲載内容は取材当時のものです




