夢は自分の店を開くこと
学業も課外活動も全力の短大ライフ
- 短期大学 キャリア英語科 2年次生
- 中村 嵐 さん
- 京都府 盲学校高等部 出身
手厚い視覚サポートと共に、楽しく英語を学ぶ
私は視覚障がい者向けの特別支援学校に通っていたため、大学進学においても、視覚サポートを重視して比較検討しました。京都外国語大学には先輩が進学しており、私もオープンキャンパスに参加してみました。そこで職員の方から、視覚障がい者への配慮について聞くことができ、学内の雰囲気も明るく自分に合っていると直感し、短期大学への進学を決めました。
私にとっての短期大学の魅力は、少人数制クラスで先生とも同級生とも気軽に交流できる点です。個性豊かな背景を持つ学生が多く、働きながら通っている人もいます。得意分野も人それぞれで、「自分も頑張らないと」と良い刺激になっていました。授業はグループワークやアクティブラーニングが中心で、楽しく英語力を伸ばせる環境です。印象に残っているのは「通訳入門」という授業で、学生同士がペアになって逐次通訳や即興通訳をしたり、海外のドラマを見て英語字幕と日本語字幕の違いを調べてみたりと、実践的に英語力が鍛えられました。また、長期休暇には苦手分野を毎日コツコツと勉強。スピーキングとリスニングを重点的に強化し、先生が英語で話していることが分かるようになってきました。そのほかにも、スピーキング添削や自主学習方法の相談などには、外国語自律学習支援室NINJAを活用させてもらいました。
資料作成からプレゼンまで英語で経験、クラス代表に選出
短期大学の特徴的な授業の一つとして「Graduation Project」があります。学生が関心のある国際的なテーマについて調査し、まとめて発表する、いわば卒業研究のような位置付けの授業です。資料作成からプレゼンテーションまで、すべて英語で行います。そして各クラスでの発表後、3人ずつ代表者が選ばれ、代表者がポスター発表に進みます。
私は生き物が好きだったことから、「アメリカで問題になっている外来種」をテーマに選びました。日本ではブラックバスなどが有名ですが、アメリカではどのような外来種が問題になっているのか疑問に思ったのがきっかけです。日本語の情報が少なく苦労しましたが、英語のニュース記事や政府機関の資料を調べることは自分にとって楽しい経験でした。クラス代表として名前が呼ばれたときは、時間をかけて調べ、何度もプレゼン練習した成果が認められたように感じ、本当にうれしかったです。ポスター発表を終えた今、ほっとしたと同時に大きな達成感を感じています。
“食”から広がった委員会活動と、カフェ開業の夢
私は食べることが好きで、将来はお菓子・食品関連の企業で働き、ゆくゆくは自分のカフェを開業したいと思っています。食のつながりから、短期大学では「世界を旅するランチプレート委員会」に所属しました。世界各国の料理を大学の学食で提供する活動で、メニューの企画や飲食店への取材、広報までを学生主体で行っています。今年は新作メニューとしてイタリアのラザニアを企画し、1日30食の提供で、期間中全日完売といううれしい結果になりました。オープンキャンパスでも真っ先に売り切れるほどの人気で、高校生の皆さんのリアルな反応が感じられて大きな励みになりました。「右京区民ふれあい文化フェスティバル」にも委員会で参加し、地域の方とのつながりを広げることができました。
プライベートでも将来の夢への準備として、コーヒーチェーン店でアルバイトをしています。京都は魅力的な喫茶店やカフェがたくさんあり、給料のほとんどをコーヒー巡りに費やしています(笑)。コーヒーを好きになったきっかけは、とあるカフェで香り豊かで美味しい一杯を飲んだこと。「今まで飲んでいたのは何だったんだ!」という衝撃的な出会いでした。そこからコーヒーの面白さにハマり、コーヒーについて知識が増えるにつれて、カフェ開業という目標ができました。食品企業で働くことも、自分のお店を持つことも、どちらも本気の夢です。短期大学での学びや経験を土台に、夢に向かって進み続けたいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです



