ウズベキスタン留学がつないだ縁と、動き出した未来
- 外国語学部 ロシア語学科 4年次生
- 門井 遊喜 さん
- 大阪府 四條畷高校 出身
ゼロからウズベク語にも挑んだ、留学での成長
3年次から1年間、派遣留学生としてウズベキスタンのタシュケント国立東洋学大学に留学しました。現地では専攻のロシア語に加え、ウズベク語の学習にも取り組みました。ウズベク語は渡航後に学び始めたため当初はほとんど話せませんでしたが、授業外でも積極的に現地の学生と交流し、日常のあらゆる場面で使い続けたことで、少しずつ会話ができるまでに成長しました。
留学から半年後には、大学の代表としてウズベク語コンテストに出場しました。最終審査まで進むことはできませんでしたが、結果以上に語学力の向上を実感する貴重な経験となりました。また、その1ヵ月後にはロシア語検定試験(ТРКИ)第2レベル(B2)にも合格しました。この留学を通して、語学力だけでなく、臨機応変に対応する力や積極的に人と関わる力が大きく伸びたと感じています。拙い言葉でも伝えようとし続けた経験から、「まずは話してみる」という姿勢が身に付いたと同時に、多様な文化や価値観に触れたことで視野が広がりました。現地でできたことや多くの人との出会いは自分にとって大きな財産であり、この留学は本当に行って良かったと感じています。

留学で生まれた縁が、未来の軸を変えた
留学中は、授業外で民族楽器ドゥタールのレッスンを週2回受け、他大学の留学生と共に継続して取り組んでいました。そして帰国後には国際協力機構(JICA)の方から声をかけていただき、ドゥタールの演奏者として大阪・関西万博のフェスティバルステージに出演する機会をいただきました。大きな舞台に立つことへの緊張はありましたが、演奏そのものを楽しむことができ、観客の方からの温かい反応も大きな励みとなりました。また、舞台裏ではカザフスタンやキルギス、モンゴルなどの伝統楽器奏者や海外の方々、ドゥタールのプロ奏者とも交流し、多様な文化や芸術に触れる貴重な機会となりました。私自身、ロシア語学科に入学してから友人の紹介をきっかけに中央アジアに興味を持ち、ウズベキスタンへの留学を選びましたが、そこでの経験や出会いが自分の価値観や生活の軸を大きく変えるきっかけとなりました。振り返ると、目の前のことに向き合い続けてきたからこそ、こうした縁につながっているのだと感じています。将来はロシアや中央アジアに何らかの形で関わりたいと考えていますが、まずは一般企業で経験を積み、その中で得られる新たな学びや出会いを大切にしながら、目の前のことに集中しつつ自分の進む道を模索していきたいと考えています。

まずは目の前のことに全力で
京都外大のロシア語学科では、ロシア語そのものだけでなく、政治や食文化、サブカルチャー、軍事、インターネット文化など、ロシア語圏に関わる幅広い分野を学ぶことができます。語学の学修にとどまらず、自分の関心に合わせて学びを広げていける環境が整っていると感じています。また、京都外大は国際色が豊かで、留学や海外と関わる機会も多いのが特長です。近年の世界情勢から海外に不安を感じる方もいるかもしれませんが、留学に限らず、学内でもさまざまな国の学生と関われる機会があります。そうした環境の中で多様な価値観に触れながら、まずは目の前のことに集中して取り組んでいくことが大切だと感じています。受験生の皆さんには、今取り組んでいることにしっかりと向き合い、その先で良い出会いやチャンスをつかんでほしいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです



