フランスから京都へ。
共に学び、未来へつなぐ
“ことば”の力
- 外国語学部 フランス語学科
- ローラ アリエス 准教授
外国語への興味から始まった、教育者への道
私はフランス西部のアンジェ出身です。幼い頃から海外旅行や異文化に触れる機会があり、自然と外国語への興味が育まれました。フランス語教育の道を志したのは大学生の時。留学生と毎日昼休みや週末を共に過ごす中で、「外国人にフランス語を教えたい」という気持ちが芽生えたからです。
夢を叶えるべく、FLE(外国語としてのフランス語教育)の修士課程に進学。そこで学びながらアンジェカトリック大学内のフランス語学校・CIDEFでフランス語を教え始めました。修士課程の先生方は、CIDEFでは同僚。教わったことをすぐに実践できる環境は、今振り返っても本当に恵まれた特別な時間だったと感じています。
実は、京都外大に赴任する以前から、CIDEFで京都外大のフランス語学科の学生たちにフランス語を教えたことがありました。まさか数年後に自分が京都外大に勤め、今度は引率者としてCIDEFに戻ってくるとは想像もしていませんでした。言語や文化、そして外国語教育への情熱は、今も全く変わっていません。
学生と一緒に育てる、ことばの力
学生と接する時は、「間違えても大丈夫」という雰囲気作りを大切にしています。外国語を学ぶ際、間違えることへの恐れが言葉を発する妨げになりがちだからです。日本に15年住む私自身も、日本語を間違えることがあります。それでも、話さなければ何も始まらない。だからこそ、学生が話している時はすぐに直さず、まず最後まで聞いてから正しい表現を伝えるよう心がけています。
京都外大の魅力は、規模がちょうどよく過ごしやすいこと。そしてキャンパスを歩くだけでさまざまな言語が聞こえてくる環境です。そして京都とフランスには歴史的なつながりも多く、キャンパスの外でもその関係を肌で感じることができます。京都で語学を学ぶなら、京都外大が最適な環境だと思っています。
いろいろな分野や専門の先生方が周りにいて、とても恵まれた環境でもあります。だからこそ、たくさん本を読んだり、人と話したり、質問したりして、ぜひ好奇心を大切にしてほしいと思います。大学で出会った人たちとのつながりは、きっと将来まで続く大切なものになると思います。
学びは、全て自分の未来につながっている
学生生活は授業・課題・試験・アルバイト・部活動と毎日忙しいですよね。その中で「今、自分はとても貴重な時間を過ごしているんだ」ということを忘れないでほしいです。欠席してはいけない、宿題をやらなきゃいけないと、義務のように感じてしまうかもしれません。しかしすべては自分の将来のためにやっていること。そこを忘れないでほしいと思います。
京都外大は、教室で習った言語をすぐ外で使える環境が整っています。ネイティブの先生が多いのはもちろん、フランス語を話せる他学科の先生や、普段からフランス語で会話している同僚もいます。日本人・ネイティブを問わず、複数の言語を話す先生が多いのも京都外大ならではの魅力です。
自分自身の未来のために学んでいる時間を、ぜひ大切にしてください。そしてできるだけ多くのことを吸収してほしいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです



