京都外国語大学・京都外国語短期大学

日本とタイ、世界をつなぐ
架け橋になりたい

  • 特定非営利活動法人アジア車いす交流センター(WHEELCHAIRS AND FRIENDSHIP CENTER OF ASIA)交流・広報担当
  • 北村 翔一 さん
  • グローバルスタディーズ学科 2022年度卒業
  • 2024.02.19

日本語、タイ語、英語を生かして交流

 私はタイで生まれ、日本で育ちました。タイと日本の両方にルーツを持ち、どちらの文化も大好きです。子どもの頃からいつも「両国のよりよい関係づくりに貢献したい」と思ってきました。
 職場であるアジア車いす交流センターWAFCA(ワフカ)は、車いすや教育の支援活動を通じて、アジアの障がい児を取り巻く社会的課題に取り組む特定非営利活動法人。日本、タイ、インドネシアに活動拠点があり、私は現在、愛知県で勤務しながらイベントの企画・運営などを担当しており、海外出張の機会もあります。また、タイ語、日本語、英語を使って、タイ人スタッフとのコミュニケーションや、会議・イベントの通訳翻訳、SNSを通じた広報活動にも携わっています。
 働くうえでのモットーは「多様性を大事にすること」。違いを受け入れることで相手を笑顔にでき、自分もさらに楽しめるようになると思います。

子どもたちの未来を応援する仕事

 WAFCAと出会ったのは、大学2年次の時。WAFCAによる日本・インドネシア・タイのオンラインイベントへの参加をきっかけに、WAFCAの活動内容に興味を持ちました。タイ語が話せることをアピールし、インターン生として採用してもらいました。コロナ禍により、リモートでの参加になりましたが、手紙の和訳や会議資料のタイ語への翻訳など、さまざまな業務に携わることができました。
 この経験を通じて、障がいの有無ではなく、その人の考え方や得意なことに注目するべきだと考えるようになり、次世代を担う子どもたちである障がい児をサポートすることに興味を持ちはじめました。そして4年次になった頃「職員に空席ができたので来ないか」と声をかけていただきました。元々、日本とタイの両国に関わる仕事をしたかったので、迷わず就職を決意。今では、3つの国のスタッフと、働く場所は離れていても強い信頼関係を保ち、情熱を持って仕事に向き合っています。現在の課題は、インドネシア語をマスターすること。インドネシア人のスタッフとも交流を深めたいので、言語を勉強しています。
 今後は、障がい者福祉分野の専門知識を深めると同時に、国際交流や外交分野にも活動範囲を広げたいと思っています。人と人、さらに国と国の間に入って、最善の解決策を考えられる仕事ができるように、もっと経験を積み、多くのことを学んでいきたいです。

失敗を経験することで強くなれる

 私はこれまでに多くの人と出会い、さまざまな体験を楽しみ、そこから学んできました。学生の皆さんにとって、自分が本当にやりたいこと、あるいはワクワクを感じることは何でしょうか。そのことを一度じっくり考え、行けるところまで進んでみてはいかがでしょうか。たとえ途中で失敗しても、それも貴重な経験。失敗の積み重ねが、皆さんを強くすると思います。

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