京都外国語大学・京都外国語短期大学

長崎の離島から京都外大へ
挑戦がくれた新しい自分

  • 外国語学部 英米語学科 2年次生
  • 徳島 泰生 さん
  • 長崎県 壱岐高校 出身
  • 2025.10.27

新しい環境で出会った、広がる世界と自分の可能性

私は生まれてから高校卒業まで、長崎の離島で暮らしていました。島には大学がなく、卒業後は島外に出て九州の大学に進学するのが一般的でしたが、私は「知っている人が多い環境」よりも「新しい人と出会える環境」に身を置きたいと思っていました。国際系の道に進みたいと思い始めたのは、高校1年生のときに参加したオンラインの国際交流イベントがきっかけ。異なる背景を持つ人々との会話が新鮮で、「もっと世界を知りたい」と感じました。京都は、日本の歴史や伝統が今も息づく街でありながら、世界中から人々が訪れる国際都市です。その環境で英語を学び、異文化に触れられることに魅力を感じ、京都外国語大学を志望しました。大学生活では多くの出会いと経験を通して、自分の世界がまだ一部に過ぎないことに気づきました。やりたいことはすぐに計画して行動に移すよう心がけており、現在はオープンキャンパス(OC)や履修相談会などの運営を行うピア・サポート・コミュニティ(P.S.C.)、ダンス部(Action)、飛行機が好きな人が集まるAirline Projectなどに所属し、4年次に国内外旅行をするため、就職活動の準備や資金づくりにも取り組んでいます。時間のある大学生のうちに多くのことに挑戦し、経験を重ねたいと考えています。

OC代表として学んだ、導くことの責任と信頼

現在私は、P.S.C.のOC代表を務めています。1年生のときに友人に誘われたのがきっかけでP.S.C.に所属し、それ以降は事前準備も含め全てのOCに参加しました。前代表と関係を深める中で指名を受け、代表としての責任を担うことになったときは嬉しさと同時に「本当に自分でいいのか」という葛藤もありました。他の幹部が上回生であるため協調性を意識しつつ指揮を取る難しさはありますが、任されたからにはやり抜くという強い責任感で取り組んでいます。約半年務める中で、物事を落ち着いて俯瞰できるようになった点は自分でも成長を感じるところです。参加者の立場だった頃とは視点が変わり、企画や管理の立場から「このやり方は正しいのか」「思い出に残ってくれるようなイベントなのか」を常に考えなら運営しています。また、代表として活動する中で一番のやりがいは、後輩たちとのつながりが広がったことです。名前や顔を覚えてもらい、自分からあいさつしてくれる瞬間に信頼関係を感じます。頼られる存在になれたことが嬉しく、その期待に応えたいという気持ちが活動の原動力になっています。

信じた道をまっすぐに

京都外国語大学は自分自身に大きな成長の機会を与えてくれる大学だと思います。大学に入ることだけを目標にせず、大学でしたいことや、自分の将来の理想像など、入学後のことも意識しながら受験に取り組んでほしいです。その過程でさまざまな苦悩や失敗もあると思いますが、自分の行った場所が自分の元々決まっている人生、縁であると思って、めげずにひたむきに、自分が何をすべきかを考えて頑張ってほしいと思います。京都外国語大学であなたにとって素敵な出会いや挑戦の機会が訪れることを願っています。

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