小さな社会・京都外大で
広がる中国語の学び
- 外国語学部 中国語学科
- 馮 一峰 講師
世界とつながる、京都外大のキャンパス
京都外国語大学の魅力は、海外留学だけでなく、学内でも国際交流できる環境が整っている点にあります。学生の約9人に1人が外国人留学生であり、日常的に異文化に触れる機会があります。また、教員の約5人に1人は外国人教員で、オフィスアワーを通じて各国の実情を直接学ぶことができます。さらに、学内の「外国語自律学習支援室NINJA」では、留学生と会話練習ができ、母語話者と特定のテーマについて実践的に交流することが可能です。こうした環境を通して、語学力だけでなく、異文化の違いを理解し、自ら考えて対応する力を含む異文化コミュニケーション能力を身に付けることができます。また、中国語学科の魅力は、学生それぞれの中国語学習の経験やレベルに応じた学修環境にあると感じます。1年次は主に初学者向けの授業を行い、2年次からは習熟度別にA・B・Cのクラスに分かれます。Aクラスは既修者向けですが、1年間で実力を伸ばした学生も履修できるため、既修者と初学者が共に学びながら互いに刺激を受けて語学力を高められる環境となっています。
語学を超えて、人とつながる力を育てる
学生の皆さんには、単に中国語や中国語でのコミュニケーション能力を身に付けるだけでなく、4年間の学びを通して、さまざまな人と円滑にコミュニケーションをとる力を養ってほしいと思っています。授業では、毎回あえてペアやグループを変え、気の合う相手だけでなく、普段は話しにくい相手とも会話練習を行うようにしています。これは、相手に対する好き嫌いを超えて対話する力を育てるためです。大学は一つの小さな社会でもあり、その中では実に多様な人たちと出会います。気の合う人もいれば、そうでない人もいるでしょう。しかし、好き嫌いに関わらず、いろいろな人と関わることは避けられません。だからこそ、人の多様性を理解し、どんな相手とも上手に関われる力を身に付けることが大切だと思います。大学時代にその力を育てておけば、社会に出たときにも、どんな状況にも柔軟に対応できるようになるはずです。
勇于追梦,砥砺前行
皆さんに伝えたいのは「勇于追梦,砥砺前行(夢に向かって、勇気!くじけず、前進!)」という言葉です。夢や目標を持つことで、自分の進む方向が見えてきます。私自身、大学時代から教員になることを目標にしていました。そのため、自分で将来の計画を立て、中国の大学を卒業した後、日本の大学院へ進学しました。自分の目標を持ち、自分のペースで計画を立てて努力していくことが、将来の道へ着実に進むことにつながると思います。もしまだ夢が見つかっていない場合は、自分の好きなことから考え、それに関わる目標を見つけてほしいと思います。そして、京都外大の中国語学科は、中国語をゼロからしっかり学びたい人にも、最初から高いレベルで学びたい人にも適した環境です。中国語だけでなく、中国の経済や社会についても学ぶことができます。中国語能力を伸ばせる環境が整っていますので、興味のある人はぜひ挑戦してほしいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです



