京都外国語大学・京都外国語短期大学

「段取り」が成功の秘訣

  • ボランティアで「2017年度総長表彰」
  • 中国語学科4年次生
  • 笹谷 健悟 さん
  • 奈良県 高田高等学校出身
  • 2018.02.19

ボランティア150人集めに成功、学外に活動の場

「通訳ボランティア Follow Me!!」を立ち上げてから、人をつなげることが楽しくて、学内の様々な活動に参加しました。奈良の実家から、2時間半かけて通学しながら!でも、今しかできないと思い、大学外にも片足を置いてみようと考え、先輩の紹介で「イベント・ボランティア幹部スタッフ」に応募しました。その会社が委託されたのが、来場者約12万人の「インドの祭典IndiaMela2017」の運営。僕は、学生ボランティアの総括リーダーとして、約150名の学生や社会人を取りまとめ、功績が認められて「2017年度 総長表彰」を頂きました。

学生ボランティアが運営スタッフとして携わったのは、今回がはじめて。毎年、集まりにくいようで、僕に集まるかどうかにかかっていたわけです。学生が集められた秘訣は、必要としていることを企業に伝え、解決策を提案し交渉したから。「関西全体の学生を巻き込んで、成功させてやるぞ」って意気込みました。

一喜一憂せず、モチベーション70%

でもね、僕って100%出し切っているように見えて「いつもモチベーション70%」にしています。一喜一憂せず、あまり期待しすぎることなく。「楽しい!」その一瞬、100%になればいいかなって。「常に心に余裕をもっておく」、これが上手くいくコツかな。

大事にしている言葉は「段取り」。意識してますね。どんどん時間が過ぎていく中で「段取り、計画性、先読み」。これに尽きるんじゃないかな。万全な体制は無理だから、常にリスク管理を予測しながら、余裕を持たせておくんです。段取りしないと、余裕持てないでしょ。 

実は大学から紹介されたインターンシップで教わったんです。派遣先の日中貿易センター指導員の方から大きな影響を受けて。「社会で生きていくのに大事なのは、学歴でなく、段取りだ」ってね。ビジネスにおいて段取りができる、これが一番求められるスキルだと。意識が変わりましたね。「段取り」のセンスって、なかなか難しい。

 必須アイテム、「大事な手帳」

よく「マメやな」と言われるんですが、自分は大雑把な方で、言われたことはすぐに忘れちゃうし。だから「常に、常にTO  DO  LIST!」。書いて、消して、漏れなくやる。スマホ管理もあるけど、自分は「紙に書くこと」一番大事にしてます。手帳が手放せないですね。

大阪のTV番組制作会社に就職が決まり、4月からはテレビ局の番組スタッフ、ADとして働きます。将来どんな番組をつくりたいか、制作をやらせてもらえるときが来たら、関西発のバンド系音楽番組を企画したいです。関西には実力があるバンドがたくさんあるんですよ。埋もれているバンドを発掘するような番組、やりたいな。

「人をつなげて、喜んでもらえる」って、やっぱりやりがいがあります。僕がテーマにしていること、「貢献できる人間になりたい」。それは社会に出ても変わらず、番組制作に生かしていきたいって思っています。いつか、皆さんが観てくれるような楽しい番組作りが、夢です!

 

笹谷さんの学内活動 「Follow Me!!」の代表のほか、「ピア・サポート(PSC)」中国語学科代表、2016年9月から2017年7月上海に派遣留学。国際部S.A.で上海留学のアドバイザー、国際部の業務の手伝いやナショナルウィークなどのイベントに従事。

インドの祭典IndiaMela2017 大阪・神戸インド総領事が主催し、毎年、神戸メリケンパークで開催される西日本最大のインドのお祭り。昨年が8回目。

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