コツコツ努力を積み重ね
憧れの空の仕事へ
- 日本航空株式会社 勤務
- 外国語学部 英米語学科 2023年度卒業
- 庄田 夢乃 さん
- 京都府 京都教育大学附属高校 出身
客室乗務員への憧れと、JALフィロソフィへの共感
幼い頃から飛行機に乗る機会が多く、さまざまな言語でお客さまに対応する客室乗務員は私の憧れでした。客室乗務員になるために英語力やスピーキングスキルを伸ばしたいと思い、少人数で英語を楽しく学べる京都外国語大学を選びました。大きな転機となったのは「エアラインスタディプログラム」の1つ、日本航空の客室乗務員の方から直接学べる「JALホスピタリティ論」を受講したことです。そこで触れたJALフィロソフィの第3章「地味な努力を積み重ねる」という言葉が、コツコツと英語学修を続けてきた自分の姿勢と重なり、日本航空で働きたいと思うようになりました。
私は現在、憧れの日本航空の客室乗務職として、国内線・国際線のエコノミークラスで乗務しています。ニューヨークやヘルシンキなどの路線を担当し、さまざまな国のお客さまと関わる毎日です。お客さまの命をお預かりする保安要員としての役割に加え、一人ひとりに寄り添い、安心して過ごしていただける空間とサービスをつくりあげることを使命として、日々業務に取り組んでいます。
ゼミとエアラインスタディプログラムでの学び
大きな学びとなったのは、サービスホスピタリティ研究ゼミで取り組んだ「リーダーシップ研修」の企画・運営です。先生はあくまで後ろから見守る立場で、学生が完全に主体となりました。約20人のメンバーと夜遅くまでオンライン会議を重ね、時には意見がぶつかることもありましたが、約半年かけて全員で研修を成功させた喜びは今でも忘れられません。この経験は、仕事での「お客さまにとって一番良いサービスとは何か」という課題に向き合い、乗務員同士で知恵を出し合い1つのフライトをつくり上げていく過程に通じるものがあります。サービスに正解はなく、同じフライトは1つもありません。今後は国際線ビジネスクラスの訓練も控えているため、先輩方の姿勢をお手本にしながらさらに学びを深め、自分なりの言葉選びや立ち居振る舞いを磨いていきたいです。
また、京都外大の「エアラインスタディプログラム」では、“客室乗務員の方が言葉だけで絵を説明し、学生がそれを描く”という授業がありました。驚いたのは、同じ説明を聞いているはずなのに、それぞれ違う絵が完成していたことです。そのときに感じた伝え方の難しさやお客さまに寄り添ったお声掛けの大切さは、いつも心に留めています。
英語が苦手だった自分を変えた4年間
実は入学前から英語が得意だったわけではなく、むしろ苦手科目でした。入試結果を見て「このままではいけない」と危機感を覚えたことをきっかけに、本気で英語学修に向き合うようになりました。1年次のときは毎朝9時に登校し、4号館の自習スペースで課題やTOEIC対策に取り組むことを習慣化。問題集を繰り返し解き、CDを何度も聴き直しながらリスニング力を鍛えました。同時に、英語を使う機会を増やすため、留学生の生活サポートボランティアやNINJA Castとしての活動にも挑戦。そうした努力の結果、約400点だったTOEICスコアを755点まで伸ばすことができました。
京都外大の特長でもある少人数クラスで共に学んだ友人たちの存在も、私にとって大きな刺激になりました。考えるより先に行動する姿勢や、「何とかなる」の精神は、失敗を恐れがちだった私に“強い心”をくれました。私の背中を押してくれる大切な存在であり、互いの成長や成功を心から喜び合える関係が今も続いています。また、魅力的で個性豊かな先生方との出会いも、人生の視野を広げてくれました。京都外大は英語力だけでなく「行動力」や「向上心を持って学び続ける姿勢」を育ててくれた場所であり、その積み重ねが客室乗務員としてのこれからの挑戦へとつながっています。
※掲載内容は取材当時のものです



