ロシア語の学修を通じて
ますます広がる他者との関係
- 外国語学部 ロシア語学科 2年次生
- 碓井 エレーナ さん
- 岐阜県 飛騨高山高校 出身
ロシア語を学ぶならこの学科、という直感
母親がロシア人ということもあり、ロシア語を学ぶことには中学生のときから興味がありました。その頃にネットで検索して出会ったのが、京都外国語大学のロシア語学科です。ちょうどロシア語学科が新設された時期だったため、なにか縁のようなものを感じたのを覚えています。そのため、高校の進路選択のときもほぼ迷うことはありませんでした。オープンキャンパスにも参加し、学科ブースで先生とお話ししてミニ講義にも参加。「やはりここしかない!」という思いでロシア語学科に入学しました。
この学科で学び始めて気付いたのは、「生きたロシア語」を学ぶことに特化しているということ。例えば、いくつかのロシア語単語を示されて、それを用いるストーリーを各自考える授業が印象に残っています。表現は学生に委ねられているので、ロシア語で自分にどんな表現ができるのかを知れる良い機会でした。
学びも課外活動も「やる気」が大事
家庭では母がロシア語を話していたので会話ならできましたが、授業で苦労したのはロシア語独特の格変化です。ロシア語では名詞・代名詞・形容詞などの語尾が文中内の役割に応じて変わります。文法を本格的に学んだのは大学からで、この英語には存在しない概念を理解するのが大変でした。ただ、少人数クラスであることもあって、先生方が丁寧に指導してくださるのでなんとか理解できるように。先生方は私たちの「やる気」を引き出し、それを全面的に支援してくださいます。
大学で学ぶうえで「やる気」というのは大きな要素だと思います。どんな授業を選択するか、どんな行事に参加するかは学生の自由です。私自身、Zoomを使ってロシアで日本語を学ぶ学生と会話できる授業を受けたり、ロシアからの留学生との交流行事に参加したりするなど、積極的に「ロシア語での交流」の場に飛び込んでいます。積極的になればなるほど学べる機会に恵まれるのは、京都外大ならではの環境だと思います。
課外活動も学業と同じく、全力で頑張っています。飲食店でアルバイトに励みながら、大学の吹奏楽部でも活動。中学時代からずっと吹奏楽部でサックスを演奏してきたため、大学ではテナーサックスを担当しています。クリスマスの演奏会など、学内のイベントに向けた練習に励んでいます。
ロシア語を中心とした人とのつながりのなかで
私は、オープンキャンパスの学生スタッフとして活動しています。私自身オープンキャンパスに参加して大学への理解がさらに深まった経験から、その重要性を実感しています。200人ほどの受験生・保護者の皆さんを前にして学科の説明を行ったり、ミニ講義で先生と共に発表したりと、その活動はさまざま。高校までは引っ込み思案な方だったのですが、これらの活動が私の積極性を育ててくれました。
うれしかったのは、私が1年次生のときにロシア語学科の紹介ブースで学科について説明した受験生が、1年後に入学してきて再会できたこと。ロシア語への学びに対する興味を喚起することに、微力ながら貢献できたのかなと思うととても光栄です。
私はロシアにルーツがあるのですが、高校までそうしたルーツを持つ友達は1人もおらず、家族以外で周りにロシアに興味を持つ人もいなかったため、少し孤独感を抱えていました。でも、ロシア語学科で学んでいる今の私は孤独ではありません。先生方はもちろん、同じロシア語を学ぶ仲間たち、先輩、そして新たに入学してくる後輩たちに囲まれ、とても理想的な学修環境にいると思いますし、大学生活にとても満足しています。
※掲載内容は取材当時のものです



