アイデアを形にする楽しさとやりがい
課外活動で出会った新しい自分
- 国際貢献学部 グローバル観光学科 4年次生
- 畑佐 瞳 さん
- 滋賀県 東大津高校 出身
住み込みで観光課題に向き合った、温泉郷での1ヵ月間
グローバル観光学科では、座学だけでなく実践を通して観光を学ぶ機会が多くありました。一番印象深い取り組みが、国内・海外の地域社会と関わりながら課題を見つけて解決を試みるプログラムで、私は長野県の温泉郷にある旅館で1ヵ月間の実習に参加しました。事前に研修先の温泉について特徴や課題などを調べるところから始まり、2年次の秋学期には現地に入り、住み込みで旅館の仕事を体験しました。旅館や温泉街が抱える課題を調査し、最後に提案としてまとめて発表することを目指し、働きながらメンバー全員でグループワークに取り組みました。慣れない土地での住み込み生活や朝から夜までの業務は、体力的にも精神的にも想像以上に大変でしたが、1ヵ月という時間を無駄にしないよう前向きな気持ちで頑張りました。
そのほかにも、学科の授業では京都市内でのフィールドワークも経験しました。京都市中心部の寺町周辺の商店街を訪れ、外国人観光客への対応を実際に見て回り、多言語表記やゴミ箱の案内、接客の工夫などを観察しました。新しい発見がある一方で、まだ十分ではないと感じる点もあり、自分の目で見て考えることの大切さを実感しました。
こうした実践の場が多かったことから、グループワークではみんなが「目標を達成しよう」と一致団結する姿勢を持つようになったと思います。私も同様にチームの一員として役に立とうと努力するようになり、自分なりの役割を考え、課題を見つけて提案する力が培われたと感じています。
京都の魅力を発信!新しい自分に出会えたリーダー経験
大学生活を通して自分を大きく成長させてくれたのが、ALKOTTOとMichibata Kyotoの課外活動です。
ALKOTTOは、英語で京都を紹介する外国人向けフリーペーパーを制作する活動で、私は紙面デザインや動画制作などに携わりました。そのALKOTTOに所属していた先輩が立ち上げたのがMichibata Kyotoで、京都のあまり知られていない穴場スポットを発信することでオーバーツーリズムの課題解決を目指す活動です。紙面制作だけでなくYouTubeの運用も行っており、私はALKOTTOでの経験を買われてMichibata Kyotoでも動画制作に携わりました。「ユニバーサルツーリズム(年齢や障害に関係なくすべての人が楽しめる旅行)」をテーマに、京都市や企業と連携して車椅子利用者の視点で旅館や施設を訪問し、施設の方にインタビューを行うなど、企画から撮影、編集まで一貫して進行しました。3年次には、Michibata Kyotoの総括リーダーに就任。大きな活動で長期的なリーダーをした経験がなかったので苦労することも多かったですが、リーダーとして周囲の意見を聞き、チームワークを重視して一つのものを作り上げていきました。
ALKOTTOもMichibata Kyotoも、自分たちのアイデアを生かして京都の魅力を発信する活動ですが、規模やターゲット、制作する媒体が大きく異なり、それぞれの活動から異なる学びを吸収することができました。媒体を通して魅力を伝える難しさを実感したと同時に、「もっといろいろなことに挑戦してみたい」と思えるようになり、リーダーという新しい自分に出会えた大きな経験となりました。
百貨店の企画職として自分のアイデアを形に
自分のアイデアを形にしていく過程に楽しさとやりがいを感じたことをきっかけに、就職活動では企画系の仕事を志望。無事に関西圏の百貨店に内定をいただくことができました。配属先では、百貨店の経営マネジメントや企画、新規事業などに関わる予定で、商品開発や店舗の内装、売り場づくりといった業務にも携わると聞いています。入社を控えた今は、会社から課題として出されているマーケティングの勉強に取り組んでいるところです。
Michibata KyotoやALKOTTOの活動では、「特定のテーマに関する情報をどのように発信していくか」という一連の活動に携わることができました。そうした経験を土台に、卒業後も企画職としてコンセプトを形にできるよう仕事に励み、社会人としての新しい自分に出会いたいと思っています。自分らしいアイデアを生かして活躍できる人材を目指し、さらに自己成長できるよう頑張ります。
※掲載内容は取材当時のものです



