京都外国語大学・京都外国語短期大学

多国籍の人々に囲まれて
世界中を飛び回る

  • エティハド航空 勤務
  • 外国語学部 英米語学科 2024年度卒業
  • 田中 歩海 さん
  • 京都府 北嵯峨高校 出身
  • 2026.05.13

変化と刺激を楽しめる外資系客室乗務員に

小さいころ、空港で働く客室乗務員やグランドスタッフの姿を見て、航空業界に憧れを抱くようになりました。当初は航空業界に関わる仕事で広く考えていましたが、カナダ留学を経験したことで「もっと自分の目で世界を見てみたい」という思いが強くなり、客室乗務員を目指すことを決意。航空会社には日系と外資系がありますが、フライトごとに異なるメンバーで働く方が、刺激があり自分も楽しめると感じ、外資系のエティハド航空へ。比較的新しい中東の航空会社で、新規就航地も増え続けており、“Beyond Borders” の精神で変化を恐れず挑戦を続ける環境に自分も加わりたいと思いました。
客室乗務員の最も大切な役割は、お客さまを安全に目的地までお送りすることです。心地良い空の旅をご提供しながら、お客さまが安全に安心して過ごせる空間づくりに努めています。また、私の住んでいる中東からアメリカへのフライトとなると、朝起きて寝るまで24時間を超えることも。体力仕事なので、最近は住まいに付いているジムに通うようになりました。福利厚生が整っていることもエティハド航空の魅力で、光熱費サポートや家族のトラベル制度など、ありがたく感じています。

留学とインターンシップで、英語が自分の強みになった

英語をただ学ぶだけであれば、大学以外にも選択肢はあると思っていた私。だからこそ、京都外大では英語を「使えるレベル」まで高めたいと考え、カナダ留学では現地でのインターンシップに挑戦しました。働いたのは、いつかやってみたいと思っていたカフェのバリスタ。約半年間、英語を使って働く生活に身を置くことで、初めて英語力が伸びて自分の強みとして使えるようになったと感じました。また、留学中にはアメリカやトロントへ一人旅をしました。ハプニングもありましたが、その都度、培った英語力で何とか乗り越えた経験は自信につながりました。
帰国後は、外国人観光客の多い環境でアルバイトを続け、英語を使い続けることを意識。入学当初は英語をほとんど話せなかった私ですが、最終的には就職活動もすべて英語で行うまでに成長することができました。外資系航空会社を目指す学生は少数派でしたが、情報収集から面接対策まで丁寧に支えてくださり、外資系で働かれていた先生とご縁をつなげてくださったキャリア支援部の方々には本当に感謝しています。

多様な価値観の中で大切にしていること

京都外大では、語学だけでなく、世界史などを通して価値観の違いを学ぶ機会が多くありました。例えば、私が不自由だと思うことが、ある国ではむしろ誇りや美徳とされる文化だと知って驚いたり。エティハド航空では、国籍や宗教、文化の異なるクルーやお客さまと関わります。だからこそ「自分の価値観で物事を判断しないこと」を心掛け、相手を尊重する姿勢を大切にしています。
客室乗務員という仕事の魅力は、お客さまの特別な瞬間に寄り添えること。私はサプライズ精神が旺盛なタイプで「せっかく乗っていただいたなら、思い出に残ることをしたい」という気持ちがあります。先日のフライトでは、イタリアへ留学される学生さんの背中を押したいと思い、クルー全員にお願いして寄せ書きカードを用意しました。カードをお渡ししたときに涙を流して喜んでくださった光景は忘れられません。
現在はエコノミークラスを担当していますが、将来的にはビジネスクラスを任される客室乗務員になり、両親を自分のフライトに招待できたらと思っています。そして客室乗務員としてのさらなるキャリアアップを目指していきたいです。

※掲載内容は取材当時のものです

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